富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
大豆の圃場が乾き、しばらく晴天が続く天気予報だったので、
今シーズンは、6月2日大豆播種のスタートとなりました。
昨シーズン同様、今シーズンも我が家では、
エンレイ大豆、シュウレイ大豆、2品種の大豆作付をします。
前もって、作物を育てる上で、基本となる土づくりのため、
大豆を育てる畑には、発酵鶏糞、苦土石灰の散布を行い、
圃場の準備を行いました。
そして、大豆播種当日、トラクターでの前耕起からスタートです。
大豆は、湿り気を嫌う作物なので、圃場が乾いている間に、
少しでも作業を進めたいところです。
トタクターで草を土の中に埋め込みながら、
土を柔らかく、細かく砕き、播種がし易いように畑を耕します。
さらに、畑の排水をとるための額縁を取るのも、とても重要です。
大豆の播種は、
大豆播種機スリップローダーシーダーがセットされたトラクターで行います。
スリップローダーシーダーは、
土を耕した所に肥料を落とし、大豆の種をまき、
トラクターの幅いっぱいある広ーい畝を作っていくことができます。
最後に、草の発芽を抑える効果がある、土壌処理剤を散布して、
大豆播種完了となります。
大豆は、湿り気を嫌う作物なので、
この一連の作業を圃場の乾いた状態で行うのが大切です。
肥料、大豆の種の量が狙い通りに入るか、
作業前に調量しているにも関わらず、
いまいち計算通りにはいかず。。。毎年苦労しております。。。
この微妙な肥料や種の量によって、大豆の収穫量、倒伏などに
影響を及ぼすので、毎年試行錯誤しているところです。
0 件のコメント:
コメントを投稿