2016年5月30日月曜日

小麦の穂が黄色に

5月29日(日曜日)快晴、ここ富山県黒部市で、
カーター記念黒部名水マラソンが開催されました☆
私は、軽トラックで田んぼの水を見て回っており、
農道から応援させてもらいました。
参加された選手の皆さま、本当にお疲れさまでした。


さて、今日の米農家寺﨑の農家話は、黒部産小麦の成長過程についてです。
春頃から、小麦の形相が日に日に変化していく様子がよく分かります。

まず、黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
田植え前日の5月8日、小麦畑の様子です。
4月末に小麦の穂が出た黒部産小麦「ゆきちから」、
この時期にしか見ることの出来ない、小麦の花が咲いていました。
少し分かりにくいのですが、
小麦の穂に付いている小さな白いもの、これが小麦の花です。


そして、小麦の病害虫防除の様子です。
今年は、小麦の栽培面積を拡大したので、
管理機という機械を使い、防除を行いました。
昨年まで人力で、重たいホースを引いていたのに比べると、
とても作業が楽になりました。


そして以下が、5月29日の小麦畑です。

 
 
真っ青だった穂が3週間で、こんなにもキレイな黄色に色付いてきました。
今のところ、倒伏もなく、黒部産小麦「ゆきちから」は順調に生育しています。
 

 
今年の小麦収穫は、6月中旬頃の予定です。
収穫の日が待ち遠しい\(^o^)/

2016年5月20日金曜日

田植え日和

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』
お米を育てる田んぼの準備、苗も田植えが出来るまでに大きく育ち、
今年は、5月9日より田植えがスタートしました。

ビニールハウスで20日間ほどかけて大切に育てた苗を、
軽トラックにいっぱいに積み込んで、
田んぼに向かい、丁寧に苗を植え付けていきます。


この日は、爽やかな風を感じながらの田植え日和の一日(*^-^*)
田植えは、家族だけでは間に合わないので、
ご近所のお父さん達にも、お手伝いに来て頂いています。


田植機、順調に水田を走行中!!
苗を植え、肥料をまき、除草剤と病害虫予防のための防除剤も
同時にまいていきます。

苗をいかに真っすぐに植えることができるか!
に集中し、とても緊張した表情が見て取れます。


米農家にとって、今も昔も変わらず、田植えは春の一大イベントの一つ!!

田植えしたばかりの稲は、まだ弱々しいのですが、
この先2週間後程には、田んぼに根がしっかりと付き、
葉っぱが立ち、稲の成長が始まります。

2016年5月7日土曜日

仕上げは、代かき!!

5月初旬、北アルプス僧ヶ岳がキレイに見えた一日でした。
僧ヶ岳の雪解けもだいぶ進んでいるみたいですね(*^-^*)


只今、黒部の専業農家『米農家寺﨑』は、田植え前の最終仕上げ、
お米を育てる田んぼの「代かき」作業に追われています。


田んぼにある草・稲ワラなどを、土の中に埋め込みながら、
田んぼの表面をトロトロの田植えがしやすい状態に仕上げていきます。

また、一枚の田んぼに高い所、低い所がないよう
田んぼ全体の均平を取ることも、代かきの大切なポイント!!
田んぼで、稲が成長するにあたり、生育にバラつきが出ないよう、
そして、田んぼの管理が少しでもスムーズにできるようにするためです。


田んぼ全体の均平を取るために、
絶妙な水加減を狙って代かきをするのですが、
今年の代かきは、何だか風が強い日に当たることが多くて。。。
風が強いと、風向きで田んぼの片側に水が偏ってしまい、
田んぼ全体の水まわりがうまくいかないので、強風は勘弁なのよ。。。

「代かき」は、トラクターに、ハローという作業機を付けて行います。
なんと、このハロー、広げると幅5mもあります。
ちなみに、ハローを折りたたむとこんな感じにコンパクトな
トラクター幅に納まります。


ハローは、通常のロータリーと比べ、より細かく土を砕くことができます。
トラクターが通り過ぎたあと、
水がサーッと流れ入る感じ、見ていてとても心地良いのですよ。

そして、「代かき」後の田んぼは、本当にキレイなんです☆
田んぼの表面が、鏡みたいに光ってみえるんです(^.^)

3月半ばから、一歩一歩積み重ねて、一枚一枚の田んぼを
田植えが出来る圃場に、仕上げてきました。
黒部の専業農家『米農家寺﨑』は、来週いよいよ田植えが始まります。
 

2016年5月4日水曜日

コシヒカリ苗の成長☆

ゴールデンウイーク、真っ最中♪
黒部の専業農家『米農家寺﨑』は、
5月10日頃から、スタート予定の田植えに向けて、
トラクター仕事に、苗の管理にと、毎日猛突進中です!!

朝日が、差し込むビニールハウス(*^-^*)
今、朝一のお仕事は、
ビニールハウスで苗の様子を確認すること。
そして、苗への水やりです。


我が家の田植えの期間は、2週間くらいを予定しているので、
田植えに適した苗を使えるように、
お米の種をまく日を少しずつ違えて、苗作りをしてきました。

まだ若々しい、活力を感じる苗☆

 
この苗は、田植えできそうな草丈までに育っています☆
 
 
そして、ビニールハウスいっぱいに並ぶコシヒカリ苗達☆
 

 
水やりと温度管理に気を抜けない、苗管理がまだまだ続きます。
田んぼに旅立つその日まで、大切に苗を育てます。