2017年3月25日土曜日

明日は、江ざらいです

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』が位置する大布施地区で、
明日、一斉に江ざらいが行われます。
用水側溝のゴミや溜まった泥をキレイに掃除するのに伴い、
上流から流れる川水がストップしました。


そこで、今日は普段、川水が流れていたら出来ない
田んぼ畦からの水漏れの補修、川の土手に生い茂る草取りなどを行いました。

田んぼの畦が老朽化し、ヒビ割れた箇所から川水が田んぼに染み入ってくるので、
コンクリートでその割れ目を埋めています。


用水からの水漏れは、
農作物を育てる上で、支障をきたすことがあります。
作物には、水が必要な時、不要な時があり、メリハリを付けていかないと、
作物は思うように育ってはくれません。

少しでも、用水からの水漏れが解消してくれればいいなと思っています。


また、結構な川幅、流れのある川の土手下側の草が生い茂ってきたので、
チェンソーを使い、草木を伐り取りました。
普段は、川水が流れており、管理が難しいのですが、
一年に一度程度、手をかけてやらないと、草が木のようになってしまうのです。


明日、我が家は2トントラックを出動させ、江ざらいに参加します。
町内会主導の下、一年に一度、地区一斉に行われる江ざらいです。

北アルプスからの豊富な雪解け水が黒部川扇状地に流れ、
我が家のお米に恵みをもたらしてくれる、大切な川水。
春先、お米作りが始まる前に、地域の方々と協力し、
用水をキレイにしたいと思います。

2017年3月23日木曜日

土作りを大切に!!

3月下旬、穏やかな春の陽気が感じられる日が、増えてきました🎶
朝晩は、まだまだ寒いのですが、
日中、明るい春の日差しが気持ちいいですね(*^-^*)

 
春の訪れとともに、富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
今シーズンの春作業がスタート!!
米農家にとって、春は、やること盛り沢山で大忙しの時期となるので、
田植えが終わる日まで、全力疾走で駆け抜けます。


さて、冬の間田んぼには、雪解け水や雨水がたっぷりと溜まっていたのですが、
ここ最近晴れ間が続き、圃場は、だいぶ乾くようになってきました。

今季初、トラクターを始動させ、
お米を育てる田んぼの土作りのため、土壌改良資材、発酵ケイフンの散布をしました。
我が家では、美味しいお米の基本となる土作りは毎年欠かさず、丁寧に行います。
使用する土壌改良資材についても、様々な工夫を重ね、
お米とじっくりと向き合うことを大切にしています。

土壌改良資材等の散布は、
トラクター後部に、ブロードキャスターという作業機を取り付けての作業です。
 

実は、このブロードキャスター、今年買い換えたピカピカの新品☆

昨年秋の話になるのですが、以前のブロードキャスターは、
あらゆる箇所の部品が摩耗してしまったことが原因で、大きく壊れてしまいました。。。
今までも、スパウトというブルブル動くしっぽの部品が、
非常によく壊れていたのですが、
スパウトのみならず、あらゆる箇所がダメになってしまったのです。。。


そして、新品のブロードキャスターは、絶好調☆
ブロードキャスターの大きなホッパーに資材を入れ、
ブルブルおしりを振るわせながら、トラクターを走らせ、
資材が田んぼ全体に行き渡るように、まき散らしてしていきます。

田んぼに土作りのための資材を入れたら、
次は、トラクターで田んぼを耕していきます。
晴れ間、出来るだけ田んぼが乾いている時に!!

2017年3月10日金曜日

おらちのうどんが出来ました☆

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』が育てた
黒部産小麦「ゆきちから」を使った「おらちのうどん」が出来上がりました。


富山県黒部産小麦使用の「おらちのうどん」に、
体によい食べ物として、長く食べ続けられている『ごま』を練り込みました。
カルシウム、鉄分、タンパク質などの栄養素を豊富に含んだ『ごま』を加え、
手延べ製法で、丁寧に作り上げたうどんです。
包丁で切ることなく、麺をひたすら延ばした手延べ製法が引き出す、
強いコシと、独特のつるつる食感を、お楽しみ下さい。


◎おらちの金ごまうどん

金ごまの強い旨みを引き出すために、
じっくり丁寧にすり潰した金ごまを使用し、原材料にこだわりました。
味わい深く、香ばしい金ごま、そして、
大粒でプチプチの存在感が感じられる金ごまを
手延べ製法で作ったうどんに、丁寧に練り込んで仕上げました。
もちっとした食感と、つるりとした喉ごしが自慢、そして、
香ばしい金ごま風味が感じられる『おらちの金ごまうどん』です。


◎おらちの黒ごまうどん

有機栽培のごま原料を直火焙煎で香ばしく丁寧にすり上げた
黒ごまを使用し、原材料にこだわりました。
手ずり風の荒ずりの黒ごま、そして、
香りとごまの持つ旨みが感じられる黒ごまを
手延べ製法で作ったうどんに、丁寧に練り込んで仕上げました。
もちっとした食感と、つるりとした喉ごしが自慢、そして、
黒ごまの風味豊かな『おらちの黒ごまうどん』です。


富山県黒部産小麦を使用した「おらちの金ごまうどん」「おらちの黒ごまうどん」は、
『米農家寺崎』のホームページから、ご注文頂けます。
http://www.kurobe-terasaki.com/

是非一度お試し下さい。皆様のご注文、心よりお待ちしております(*^-^*)

2017年3月6日月曜日

ハウスのビニール張り

先週末は、晴れ間が広がり、3月下旬並みの気温と、
春の訪れと感じさせる暖かな陽気の一日となりました(*^-^*)

ですが、明日から数日間、冬に逆戻りしてしまうのか、
雪だるまマークの予報が出ています。

ここ最近、暖かだったり、寒くなったりと気温の変化があるので、
薄手のものでいいのか、冬ジャンバーがいいのか、
外仕事に出る時には、いつも迷ってしまいます。

三寒四温、徐々に暖かな春に近づいてきているようですが、
季節の変わり目でもあるので、体調管理には十分気を付けたいものです。


さて、富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』の
今年のお米作りが、いよいよ始まりました!!

育苗期間以外は使用しないため、骨組だけの状態になっていたビニールハウス。
春、ハウスでお米の苗を育てるため、ビニールを張りました。

ハウスの天辺に巻き上げられたビニールをくるくると回して下ろしていきます。
人手をかけずに、アッという間にビニールを張ることができます。
ハウスのビニール張りというと、一見大掛かりな作業だと思われがちですが、
この方式になってからというもの、随分と作業が楽になりました。


次に、ハウス骨組のレールが敷かれている所に、
波なみのバネを入れて、ビニールを挟み込んでいきます。

このハウスのビニールは、実は新品なんです。
長く使用したビニールだったので、
今回思い切って、一部ハウスのビニールの張り替えを行いました。
ハウスのビニールは、紫外線や雨風にさらされているため、
経年劣化、硬化してしまうのです。


最後に、ビニールがバタつかないよう、ヒモでしっかりと絞めて、
ビニールハウスの完成です☆

あぁ~明日からの雪、ハウスへの積雪が気になります。
あんまり雪、降らなければいいのですが。。。
あんまり雪、積もらなければいいのですが。。。

2017年3月1日水曜日

小麦の融雪期追肥

3月に入りました。
まだまだ、気温が低く寒い日が続いておりますが、
それでも、日差しが明るくなったな、日中の時間も長くなったなと、
春らしさを感じるこの頃です。

昨日、今日と、すっきりとした青空が広がり、
春の足音を感じる一日となりました(*^-^*)


富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』が育てる小麦畑です!!
ついこの間まで、田んぼ一面の雪が積もり、雪の下で休眠していた小麦ですが、
小麦は、しっかりと春を感じていました☆


葉っぱが、ピンと立つようになり、
本日、いつもお世話になっている富山県新川農林振興センターの方に、
まだまだ小さいのですが、小麦の幼穂が出ているのも確認していただきました。


そこで、小麦の融雪期追肥を行いました。
この融雪期追肥は、
越冬中に消耗した小麦生育量の回復と、穂数の確保するために行うもので、
小麦の収量と品質向上が期待できると言われています。


冬の間になまってしまった身体に、
重たい動力散布機を背負っての追肥は堪えました。。。
腕、腰、足、全身筋肉痛に襲われるの間違いないだろうな。。。