2022年8月27日土曜日

トラクター三昧

 富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
3月下旬から田植え開始の日まで、トラクター三昧の毎日です。

お米を育てる田んぼに、苗が植え付けやすくする為に、
一枚の田んぼにトラクター作業を3回ずつ行い、
田植えができる田面に仕上げていきます。


「耕起」作業が終わり、田んぼには水が張られています。

トラクターで、田んぼの中の土と水とをかき混ぜる、「荒くり」作業です。
田んぼ一枚を見通して、高い所、低い所がないように
田んぼの均平を取ることも重要な「荒くり」です。


田植え前の最終仕上げとなる、「代かき」作業です。
トラクターに、広げると5m幅のある「ハロー」という作業機を取り付けています。
「ハロー」は、通常のロータリーと比べ、より細かく土を砕くことができます。
田んぼにある草・稲ワラなどを、土の中に埋め込みながら、
田んぼの表面をトロトロの田植えがしやすい状態に仕上げていきます。


鏡面のような仕上がり、とてもキレイな田園風景です!!

満開の桜が綺麗だな

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
晴れの日が続き、田んぼでのトラクター作業が始まると、
一気に、春のトップシーズン到来です!!
田植えの日まで、全力で駆け抜けていきます(*^-^*)

キレイな満開の桜を見ながら(^^♪
トラクターでの「耕起」作業です。


トラクターの後部に取り付けたロータリーを回転させ、
固くなっている土を耕し、柔らかな土にしていきます。


また、土づくりのために散布した土壌改良資材や、
稲ワラ、籾殻なども土と一緒にすき込み、
さらに、田んぼ額縁の草はスキで削り、キレイな田んぼに仕上げていきます。


トラクター作業が終わったら、
トラクターで耕すことが出来なかった隅を、
地道に人手で、鍬やスコップを使って、草を取り除き、土を耕します。


この日は、4月10日。
そろそろ、田んぼに入水するための用水の水量も安定してくる頃。
もうまもなく、田んぼに水が張られます。