2016年6月24日金曜日

小麦ゆきちから収穫☆

2016年6月15日 快晴 黒部産小麦品種「ゆきちから」収穫!!
麦畑は、小麦の香りに包まれ、この上ない収穫の喜びを感じられる一時です(*^-^*)


今年は暖冬だった影響か、例年より穂が出るのが早かったので、
収穫日も、いつもより早いのかなと思っていたのですが・・・

昨年同様、6月15日黄金色に染まった小麦畑にて、
今年も無事小麦の収穫を終えることが出来ました。


富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』
昨年秋に小麦の種をまき、
収穫日まで生育管理に徹し、心を込めて育ててきました。

梅雨の晴れ間、
そして、小麦の粒がようやく固くなり、
首をお辞儀させ収穫の日を待つ小麦、
まさに、ベストなタイミングで小麦の刈取ができたと思っています。


収穫は、いつものコンバインで丁寧に小麦を刈り取っていきます。

小刻みに動く刃で、小麦を根元の辺りからカットし、
コンバインのお腹の中で小麦の粒だけに選別し、
小麦以外の茎などは、細かくカットし、畑にバラまいていきます。


そして、コンバインのお腹がいっぱいになったら、
軽トラックに排出し、自宅まで運び、乾燥機に入れます。


じっくり乾燥、調整、農産物検査、そして製粉の過程を経て、
黒部産小麦『おらちの小麦粉』が出来上がります。

2016年6月13日月曜日

エンレイ大豆まき!

今日は、久しぶりに本格的な雨の朝です。
北陸地方の梅雨入りももう間近なのでしょうか??

今朝、田んぼの水を見に行き、
大豆の芽がちゃんと出てくれるといいのな・・・と、
種まきを終えた大豆畑を眺めていました。

大豆の芽がもうすでに出ている畑は大丈夫なのですが、
まいて間もない大豆畑が、雨でどっぷりと水がついてしまうと、
発芽率が悪くなるので、ちょっと心配しています。


黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
今シーズンは、6月6日から大豆の種まきがスタートしました。
あと残すところ、田んぼ数枚のところまで来ました~
が、今日は雨で畑が湿り、大豆の種まきは無理っぽい感じですね。。。


さて、大豆の種まきの様子です!!
今シーズンは、エンレイ大豆、シュウレイ大豆の二品種の大豆を作付します。

まずは、作物を育てる上で、基本となる大切な土作りから!
写真にはないのですが、
発酵ケイフンや、土のph調整のための石灰などを前もって散布しました。

そして、播種日当日。
トラクターで耕起し、排水のための額縁の溝も付けていきます。
畑に生えている草を土の中へとすき込み、ふっかふかの土に。


いよいよ、大豆播種機の登場です!!
トラクターの後ろに、スリップローラーシーダーを取付け、
肥料をまき、大豆の種をまき、雑草を抑制する土壌処理剤をまいていきます。
この大きなローラーで畝を鎮圧することで、芽立ちが良くなるとか!

 
大豆の生育にとって、芽立ちの良さがとても重要なのです。
種の深さ、土の湿り気、天候など、
条件によって芽立ちが変わってしまうので、
今後もしっかりと見守っていきたいと思います。

ちゃんと、大豆の芽出てくれるといいな(*^-^*)

2016年6月4日土曜日

もうすぐ豆まき~

黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
田植えが終わり、2週間程経過しました。
そして、もうすぐ大豆の種まきが始まります。

毎日、週間天気予報を見ては、
いつから大豆の播種をスタートしようかなと、悩んでいます。
晴れが続き、圃場が乾いた状態で大豆の種をまくのが最もよいのですが、
昨シーズンは、大豆の倒伏で刈取ロスが非常に多かった・・・
という反省点も考慮しつつ、昨年よりも少し播種時期を遅らせようとも考えています。

播種がいつになろうとも、大豆の播種準備です☆


トラクターの後ろに、スリップローラーシーダーを取り付けています。
肥料をまき、土を耕し、大豆の種を播き、
この大きなローラーで畝を鎮圧(押さえる)することができます。
この鎮圧という工程は、種を播いた後、適度に軽く押さえてやることで、
種に水分が届きやすくなり、芽立ちが良くなるのだそうです。

スリップローラーシーダー本体の位置合わせ~ 
去年はどうしとったかな。。。

 
電気配線を施し、うまく作動するか確認中~

 
肥料の調量中~ 
どれくらい肥料をまくか、実際に肥料を落として調整します。
 

大豆の畝に土壌処理剤を散布し、雑草が生えにくくする水を入れるタンクの取付。

今年は、ちょこっとこの黄色のタンクを改良してみました☆
『タンク大型化作戦!!』

これで、大きめの3反歩(約3000㎡)の田んぼを
途中、水補給無しで播き終えることができるはず!
今までは、3反歩の田んぼの最後まで、
ちょっと水が足りなくて水の補給に機械を止めていたので、
作業の効率化が図れるかな~という目論見です。

ただ大きなタンクに交換すればいいという簡単なものではなく、
タンクを乗せる台、繋がれているホースなど、ほどんどが今までのものが間に合わず
困った時のホームセンターに何度通ったことか。。。

でも、この手の改造はプラモデルの延長みたいなもの。
全く苦にならないそう!

自分で考えたものが、思った通りに実現できていく過程が楽しいそうです。
これは、農業の楽しみにも通じるところ。
物づくりの楽しさですね(*^-^*)


あとは、実際圃場に出てみて、うまくいくか試運転からです。
さあ、いつから大豆の種、播こうかな?
計画通りの日まで我慢しきれるかな??