2018年7月11日水曜日

コシヒカリ種籾

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
5月中旬スタート予定の田植えに向けて、準備を進めました。
田植えが出来る田んぼに仕上げていくトラクター作業と
同時並行して行われるのが、お米の苗を育てること!
お米の苗は、田植えの日まで、大切に心を込めて育てていきます。


こちら、お米の種となる種子、
我が家の主力品種である、「コシヒカリ」の種籾です。

種籾は、病害予防のため、種子消毒をしてやらなければいけません。
出来るだけ農薬の使用を減らす為、温湯消毒という方法で種子消毒を行います。


『乾籾を60℃の湯温で、10分間』が、キーポイント&絶対厳守!!
10分間の温湯処理後は、直ちに冷水、流水で冷ましてやります。
 

その後、
種籾は、我が家の13℃前後の水温に保たれている
井戸水を入れた桶に、ひたひたと浸します。
この浸種をすることで、

発芽のための生理活性を高め、芽を揃える効果が期待できるそうです。


そして、種まき前、

30℃くらいの温水シャワーを循環して、種籾を温めることにより、
種籾の芽が動き始めます。
種籾が、ハト胸程度になれば、OK!! 

これで、お米の播種の準備が、全て整いました!!

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