富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
3月下旬から田植え開始の日まで、トラクター三昧の毎日です。
お米を育てる田んぼに、苗がちゃんと植え付けができるように、
一枚の田んぼにトラクター作業を3回ずつ行い、
田植えができる田面に仕上げていきます。
まずは、トラクターでの「耕起」作業です。
トラクターの後部に取り付けられたロータリーを回転させ、
固くなっている土を耕し、柔らかな土にしていきます。
また、土作りのために散布した土壌改良資材や、
稲ワラ、籾殻なども土と一緒にすき込み、
さらに、田んぼ額縁の草はスキで削り、キレイな田んぼに仕上げていきます。
次に、田んぼに水を入れて、「荒くり」作業です。
トラクターで、田んぼの中の土と水とをかき混ぜていきます。
田んぼ一枚を見通して、高い所、低い所がないように
田んぼの均平を取ることも重要な「荒くり」です。
それにしても、雪解けが少しずつ進む北アルプスを眺めは、最高です\(^o^)/
田植え前の最終仕上げとなる、「代かき」作業です。
トラクターに、広げると5m幅のある「ハロー」という作業機を取り付けて行います。
「ハロー」は、通常のロータリーと比べ、より細かく土を砕くことができます。
田んぼにある草・稲ワラなどを、土の中に埋め込みながら、
田んぼの表面をトロトロの田植えがしやすい状態に仕上げていきます。
この後はいよいよ、春作業の一大イベント、田植えを行います。
今年の田植えも、ご近所のお父さん達にもお手伝いに来て頂けることになりました。
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