2015年3月20日金曜日

トタクター始動☆

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』~春の到来です(≧▽≦)

3月半ば、田んぼでのトラクター作業が、いよいよ始まりました。

ぽかぽか陽気に誘われて・・・
いつも突然にトップシーズンが訪れるのです (笑)

まずは、おいしいお米の基本となる、土づくりから、スタート☆
先祖代々、土づくりは欠かすことなく、丁寧に行っています。

昨年秋、土壌改良資材や籾殻といった有機質資材を散布し、
さらに、圃場の状態に合わせて、鶏糞を散布します!


トラクターのおしりをブルブルをふるわせて、
田んぼ一面に鶏糞をまき散らしていきます。


そして、トラクターでの耕起作業!


もっと、田んぼが湿っているかなと思っていたのですが、
トラクターで田んぼに入ってみると、意外に大丈夫でした。

土がふかふかないい感じに仕上がりましたよ(*^-^*)


いよいよ、今年のお米作りが本格的にスタートしました。

田んぼの路肩には、つくしがたくさん出ていた~春ですね ♪

2015年3月17日火曜日

スタンバイOK!!

種まきだったり、他の作業も並行してやっていくのですが、
期間にすると、2か月くらいかな。

この先2か月程、共に過ごす大切な相棒、トラクターです(^o^)


田んぼを「耕起」し、
田んぼに水を入れての「荒くり」、
田植え前の最終仕上げの「代かき」

稲を育てる田んぼ全て、トラクターで作業を行っていきます。

作業前に大切なのは、メンテナンスですね~
トラクターがシーズン中に壊れてしまったら、
仕事がストップしてしまい、もう話になりません(>_<)

今のうちに、
どこか調子の悪いところはないか・・・
部品の消耗、摩耗はないか・・・

目で見て、音を聞いて、トラクターの声を聞いていきます。

そして、オイル交換~
稼働部のグリースアップ~


いちよ、これで大丈夫かなと、GOサインが出ました(^o^)

お天気を見ながらですが、
少しずつトラクター作業を始めたいなと思っています。

この時期、田んぼがカラカラに乾くっていうことも期待できないので、
水はけのいい田んぼから順番に、田んぼを耕していく予定です。

長期戦になるトラクター作業。
まずは怪我のないことを祈って、今シーズンも頑張っていきますよ!!

2015年3月15日日曜日

ハウスの地ならし☆

我が家では、「ビックハウス」と呼んでいるこのハウス!

春は、育苗に使っているのですが、
春以外は、農機具や資材の格納庫として利用している
大き~なビニールハウスです。

格納庫として使っていたハウスを、育苗ハウスとして使うには、
ちょっと、地ならしをしてやらなければいけません。


上の写真のように、
トタクターやコンバインなど大型農機具がハウスの中を通るので、
どうしても、タイヤ痕が付いてしまうのです。

中でも、フォークリフトが通ったところは、大きく凹んでしまっています。

春、このハウスに苗箱をビッシリと並べるのですが、
この地面のデコボコがあると、
苗箱一枚一枚が傾いた状態になってしまう。

そうなると、苗箱一枚の水回りが均等に行き渡らなく、
苗の生育に影響が出てしまう。

そのため、ハウスの地ならしが必要なのです!!

完璧に、均平をとることは困難なのですが、
目立って大きく凹んだ箇所をならしました☆


そして、ふわふわした土を、
1日レンタルした「プレートランマ」で、地を固めていきます!

下に付いているプレートが、細かい振動で、地面を叩いてくれます。
ランマに、「低騒音型」と書いてありましたが、かなりの騒音でした( ゚Д゚)


ランマの使用前と使用後では、大きく違ったのが分かっていただけますでしょうか。

まあまあ、いい感じに仕上がったと自己満足しています(≧▽≦)

2015年3月14日土曜日

苗箱、あっちこっち~

お米の苗を育てる、育苗箱が山積みされていますね。
今年予定している苗箱の一部、天気が良かったので、外に仮置き中です。

写真をよ~く見ると、手前奥に積まれた苗箱、キレイですよね!

ウン10年前から使ってきた古くなった育苗箱を一部更新し、
今年、新しく育苗箱を購入しました (≧▽≦)

一度にたくさんの入れ替えは大変なので、毎年ちょっとずつね。


この新しい育苗箱、昨シーズンお試しな感じで使ってみたのですが、
田植え時から、お片付けまで、とっても使い勝手が良かったのです!

春作業の効率アップが、期待できそうな予感大です(*^-^*)

そしてこの日は、パレット積みされた育苗箱の移動を行いました。


苗箱はパレット積みされているので、
リフトを使って楽に動かすことが出来るのですが、
結構な量があるので、意外と時間がかかるのです。


広く、効率的な作業スペースがあればいいのですがね。

限られた作業スペースを、
その時の作業用に、いろいろ変えてやらなければいけません。

具体的には、種まきモード、田植えモード、大豆モード、稲刈りモード、小麦モード、等々・・・
作業に使うものは、前に、使わないものは、後ろに・・・お片付けを兼ねてね。

今は、種まきモードへの準備中!

ハウス、作業場を模様替えするかのように、
育苗箱はもちろん、農機具や、資材など、
あっちに移動したり、こっちに移動したり、しています。


我が家の玄関先に並ぶ花も、太陽の光をいっぱいに浴びて気持ちが良さそうです♪

春は、農家にとって一年で最も忙しい季節!
暖かくなるにつれて、気持ちもそわそわ~いよいよ、始まりますね!

2015年3月12日木曜日

分づき精米、承りま〜す。

富山県黒部市の専業農家『米農家寺﨑』自慢のお米、『おらちの米』!

北アルプスからの豊富な雪解け水が流れる黒部で、
心を込めて、大切に育てたお米です。

先日、『おらちの米 精米』にて、ご注文頂いたお客様、いつもお世話になっています。


今更だと思いますが、
「精米」とは、玄米から胚芽やぬかを取り除くことを言うのですが、

今回、「三分づき精米で!」とのご要望がありました。

「分つき」とは、 精米の際に胚芽やぬかを残して精米すること。
そして精米の度合いによって、七分づき、五分づき、三分づきなどと言われています。

今、健康ブームで、健康、美容にと、玄米食が人気ですよね(^o^)

玄米には、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれており、
栄養面で、とても優れていると言われています。


そして早速、三分づきくらいで、精米!!

ちょっと写真では分かりずらいのですが、見た目、ほどんど玄米な感じでした。
玄米のぬかを少しだけ取り除いた状態なので、茶色っぽい感じです。
でも、その分だけ栄養や食物繊維は十分に残っているのですよね。

お客様の食に対する、健康意識の高さを感じました!

我が家でも、玄米入りご飯から?七分づき米くらいから?試してみようかな(^.^)

米農家寺﨑では、お客様のご要望にできるだけお応えできるように、
柔軟に対応していきたいと思っています。
何なりと、お申し付け、お問い合わせ下さい。

2015年3月11日水曜日

じゃがいも、植えたよ!

冬の間、大根、大根、大根・・・白菜、白菜、白菜・・・と、
もうこれでもか~というくらいに、毎日のメニューに登場していましたが、

今ころになると、冬野菜がもう尽きてしまいます。

冬が終われば、季節は、春 (^^♪

おじいちゃん、おばあちゃんが栽培管理している
我が家の家庭菜園☆
いよいよ、春の家庭菜園の始まりです!

晴れたり、雨の日だったり、
気温が高かったり、雪が降り寒かったりと、目まぐるしくお天気が変わる3月、
なのですが、だいぶ畑もいい感じに乾いてきました。

3月半ばの晴れた日☀

じゃがいもを植えました。


じゃがいもは、子供達の大好きな野菜の一つ。
カレーライスに、じゃがいもは必須で、週末メニューの定番になっています。
その他、ポテトサラダ、肉じゃが、などなど。
じゃがいもは、保存もできるのでとても重宝しています!


土を細かく耕し、肥料をまいて、
溝を掘り、タネイモを並べていきます。

おおよそ30cm間隔くらいでしょうか・・・

あとは、クワで、土をかけて、完了です。


新じゃがが、収穫できる頃が今から待ち遠しい~

そして、じゃがいもと一緒に、ほうれん草と小松菜の種をまきましたよ!


緑の野菜、毎日の食事に欠かさず取りたいですからね。

我が家の畑でも、春を感じることができた一日でした(≧▽≦)

2015年3月9日月曜日

うねっこ♪

今春、我が家に仲間入りした、耕耘機です☆


我が家では、自分ちで食べる野菜は、
出来るだけ自分ちの畑で育てるようにしています。

その栽培管理の大半は、おじいちゃん、おばあちゃん。
いつも、美味しい野菜をありがとうございます。

でも、年とともに、畑でのクワ使いが大変だということで、
今回、耕耘機の購入に至りました!

今話題の家庭菜園お助けマシーンですね♪

その名も、『うねっこ』!!


農機具であったり、農薬であったり、誰が考えておられるのか分かりませんが、
結構、面白く、しかも、分かり易いネーミングをよく見かけます。

『うねっこ』も、名の通り、
畑を耕すこと、そして、畝を立てることが出来るそうですよ。

もう間もなく、春の家庭菜園が始りそう♪

『うねっこ』には、頑張ってもらいますよ~(*^-^*)

2015年3月7日土曜日

ハウスビニール張り!

春作業の始まりです!!

「晴天~!」「ハウス日和~!」という感じの日ではなかったのですが、
風がほどんど無く、気温が3月下旬並みという暖かな日(^o^)


お米の苗を育てるためのハウスに、ビニールを張りました☆

昨年春、育苗が終わってから、
ビニールを取り、パイプだけの状態になっていたハウスへのビニールかけ。

ビニールハウスとして、
年間を通して、何か有効活用すればいいのかもしれませんが、
今のところ、その予定はなく、これらのハウスは、育苗期間のみ使用しています。


ハウスのてっぺんの緑シートの中に、
屋根全面を覆うビニールがくるくると巻かれて収納されています。

出入り口で、直管パイプの通ったくるくるを回すことにより、
上から下へと、簡単にビニールを広げることが出来ます。


数年前までは、大人数をかけて、
ハウスの屋根いっぱいのビニールを広げての作業だったのですが、
今は、かなり省力化が進みました!

この後、屋根を覆ったビニールは、パイプハウス本体にバネでしっかり固定し、
さらに、ロープで絞めて風対策を講じていきます。

春一番は、もう吹いたようですが、
春は、比較的風の強い日が多いですからね。


そして、最終段階。
ビニールハウスてっぺんに登って、気になる箇所を手直していきます。
下で見ている以上に、結構な高さを感じます。 


ビニールハウスに、はいつくばるやら、綱渡りのようにして歩くやらで・・・
ヤバかった~(>_<)

そんなこんなで、何とか、ビニールハウスの完成です!!

出来ることから、徐々に春作業を進めていきます。

2015年3月4日水曜日

手書きで〜生産計画書

【平成27年度水稲生産実施計画(確認野帳)(兼経営所得安定対策等営農計画書(助成金申請書))兼水稲共済細目書異動申告表】

とても長~いタイトルの付いた申請書です。


おそらく、この一枚の用紙で、いろいろな申請ができるのでしょうね。

簡単に言うと、
田んぼ一枚一枚には、地番が付いており、どの田んぼに何を栽培するのか?
今年の営農計画を記入する表になっています。

今年、お米を作る田んぼ、大豆を栽培する田んぼ、小麦を育てる田んぼ等、
事前に計画したリストを見て、この申請書に記入していきます。

元データーは、昨年平成26年度のもの。

今年27年度計画で変更がある場合は、二重線で消して修正。

以下の写真は、記入例なのですが、結構細かく訂正していかなければいけません。


毎年のことなのですが、
目がちょろちょろになりながら、書いています(>_<)

コシヒカリという文字は何度書いたことやら・・・

パソコンで入力できたら、もっと楽なのに・・・
と、毎年思うのですが、
今年もまだ、複写用紙にボールペンでの記入でした。。。

2015年3月3日火曜日

入善黒部バイパス、開通!

平成27年3月1日!
国道8号線、入善黒部バイパスがいよいよ開通しました☆

 
今回、黒部市古御堂~魚津市江口間(7.3キロ)が開通。
これで、入善町椚山から魚津市江口まで全区間がつながったことになります。

当日道路上では、おみこしが出たりと、様々なイベントが催され、
とても賑やかな開通の日となりました(*^-^*)

『米農家寺崎』にとって、とても身近な、馴染み深い入善黒部バイパス☆

この入善黒部バイパスは、1994年度に着工されたそうなのですが、
現在我が家は、バイパス線沿いの田んぼを、結構請け負っております。

そのため、田んぼでお仕事をしながら、バイパス道路工事の様子を見ていました。

バイパス道路の基礎作りから始まり、
土砂・資材運びの大型トラックが、多く行き来していました。
コンクリートを流し入れるトンネル工事は、雪の降る中夜通しの作業でした。
夏場、広大な面積の道路側斜面の草刈もご苦労だったと思います。

3月1日開通だというのに、工事間に合うのだろうか、と心配してみたり。


我が家からは、100メートルくらい離れたところをバイパスが走っており、
車がビュンビュン走って行くのが、よく見えます。

今まで、何にも無かったところを車が通り、
そして、車のライトも音も加わり、ちょっと都会のような雰囲気に変わっちゃいました。


早速、新しくできた国道8号線、入善黒部バイパスを走ってみました。

キレイな路面、そして、やはり早く快適ですね(^o^)

信号もほどんどないので、多いに、時間短縮が期待できます♪

気になるのが周りの風景!
いつもよく見ている風景なのですが、
バイパスから望む景色は、いつもと違って見えました。

そして、バイパスから我が家を発見!!
「見えた~!」と思わず、嬉しくなりました。

国道8号線渋滞緩和や、
北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅へのアクセス向上が、期待されそうですね☆

ちょっと都会的になった、ここ田舎町に早く慣れなくては!
今は、そんな思いで国道8号線、入善黒部バイパスを眺めています。