2022年12月18日日曜日

土壌改良資材の散布

富山県黒部の専業農家『米農家寺崎』、
今日は、寒い寒い日になっております。
今朝、暴風雪警報が出て、とうとう雪が積もりました⛄
雪、あまり降らないでくれるといいのですが・・・
皆様、体調には気を付けてお過ごし下さい!!


さて、9月下旬、稲刈りが終了して、息つく暇もなく、
来年のお米づくりに向けて、作業が始まりました。
11月半ばくらいになると、例年雨の日が多く外仕事が思うように
出来なくなってしまうので、晴れの日はとても貴重です。


我が家では、美味しいお米作りの基本となる土作りを大切にしており、
秋耕起の前に、田んぼに土壌改良資材の散布を行います。

さらに、稲刈の時に出た稲ワラや籾殻などの有機物をまき散らす他、
田んぼの地力向上のため、有機質肥料の発酵ケイフンを散布します。

トラクター後部に取り付けられているのは、
ブロードキャスターという作業機です。
ブロードキャスターの大きなホッパーに資材を入れ、
ブルブルおしりを振るわせながら、
資材が田んぼ全体に行き渡るように、まき散らしてしていきます。


そして、トラクター田んぼを耕し、
春作業がしやすいように準備を行います。
冬の間は、田んぼには雪が積もり、長い冬がやってきます。。。

2022年12月17日土曜日

アスパラガス伏せ込み栽培

富山県黒部の専業農家『米農家寺崎』が育てるアスパラガス!


アスパラガスは、春から秋にかけて、圃場で根株を養成し、
冬先に、ビニールハウス内に根株を伏せ込み、
加温してアスパラガス収穫を行います。


ビニールハウスの中に自作したアスパラガスの伏せ床!!
コスト、作業性、設置から後始末、熱効率など、
色々な要素を考慮し、試行錯誤しながらようやく完成させた伏せ床です。
土の下には、電熱線も張られており、
寒い冬の間でも、一定の地温に保てるようになっています。


土を入れながら、アスパラガスの根株を
ギュっと押し込むように、伏せ床に詰め込んでいきます。


伏せ床の地温を上げてやると、
2週間後くらいにはアスパラガスの若茎がニョキニョキ出てきます。
収穫のその日まで、もうちょっこり!
12月下旬頃から、収穫を予定しております。
美味しいアスパラガスが、採れるといいな(^^♪

2022年12月16日金曜日

アスパラガス株の掘り取り

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
アスパラガスの茎葉が少し黄色くなり始めた頃、
茎葉を刈り取り、支柱・マルチを除去し、株掘り取りの準備を始めました。


11月下旬となると、北陸地方富山の冬は、雨の日が続きます。
圃場は、湿った状態ではありましたが、
貴重な晴れの日に、アスパラガス株の掘り取りを頑張りました!!


アスパラガスは、茎葉を刈取り、株掘り取りの準備が整っています。
アスパラガスの太い根っこは、土の中深く広く張っているので
人力での掘り取りは到底無理なレベル(-_-;)


トラクターに、掘り取り専用の機械を取付け、
串の付いたツメを振動させながら深く入れ、
機械の力で株を根っこごと引き抜きます。
出来るだけ根っこを傷つけないように、気を配りました。


圃場が乾いていれば、
根っこに土が絡まず、より作業は楽だとは思うのですが、
土がたっぷりついた一株一株は、とっても重かったです。。。

アスパラガスの株は、トラックに積み込み、自宅に運びます。
次は、いよいよビニールハウスの伏せ床に、
アスパラガスの株を伏せ込んでいきます。

天気予報とにらめっこの毎日でしたが、
無事、掘り取りを終えることが出来て、ホッと一安心でした(*^-^*)

アスパラガスを育てる

富山県黒部の専業農家『米農家寺崎』が育てるアスパラガス!!

まだまだ雪が降る寒い1月半ば、
アスパラガスの種をまき、小さな種から苗を育てます。
ビニールハウス内で加温をして約3カ月程、大切に育てました。


4月、アスパラガス育てる畑を耕し、肥料や土壌改良資材を散布し、
アスパラガス定植に向けた準備を行いました。
畑を耕し、畝を作り、マルチで畝を覆います。



今年は4月13日、アスパラガスの定植日☆
アスパラガス苗を一株一株、丁寧に植え付けを行いました。


アスパラガスの草丈が伸び、徐々に萌芽数が増え、
日ごとに、アスパラガスが大きく成長しました!!

雑草対策や、病害虫防除、
また暑い夏には、用水からアスパラガス畑に水を入れて、
株養成のための生育管理を行いました。


10月半ば、アスパラガスはまだまだ緑色に茂っております。
この緑色が黄化する頃、アスパラガスの茎葉を刈取っていきます。


毎年11月下旬には、天気が崩れる日が多くなるので、
タイミングを見計らって、作業を進めていきたいと思います。

2022年12月15日木曜日

大豆の収穫

富山県黒部の専業農家『米農家寺崎』、
大豆の収穫は、10月11日からスタートしました。

日中は、10月とは思えない穏やかな日、
青空の下、気持ちよく作業が出来ました。
北アルプスの山頂には、白く雪が積もり、
季節は確実に進んでいると、実感させられます。


まずは、品種「えんれいのそら」、続いて品種「シュウレイ」を刈取しました。
大豆コンバインに付いている、刈刃を小刻みに動かし、
大豆の枝を切り、串の付いたリールが、グルグル回転することで、
大豆の枝ごと、コンバインの大きな口の中にかき込みます。


コンバインのお腹の中では、サヤを叩き、大豆だけに選別されます。
大豆の枝、サヤは、コンバインのお尻から排出し、田んぼにばら撒いていきます。


コンバインのタンクが大豆でいっぱいになったら、トラックに排出し、
自宅乾燥施設に運び入れます。
その後は、乾燥機で決められた水分にまでじっくりと乾燥していきます。


大豆乾燥後の調整作業は、
農協さんの大豆調製施設をお借りして選別を行い、
大豆を袋詰めをしていきます。


今年は、6月に夏のような異常な暑さが続き、
豆の生育管理をどのようにすればいいのか、難しかったです。
その年の気候にあった、適切なタイミングでの生育管理、
まだまだ学ぶべきことが沢山です。

大豆を育てる

富山県黒部の専業農家『米農家寺崎』が育てる大豆、
初夏の6月半ばに、種をまきました。


圃場が乾いたタイミングで、
土を耕し、肥料を落とし、大豆の種をまき、
トラクターの幅いっぱいある広い畝を作り、
草の発芽を抑える効果がある、土壌処理剤を散布して、
一連の播種作業工程となります。

この作業を行ってくれるのが、
トラクターに取り付けられたスリップローラーシーダーです。


大豆は、えんれいのそら、シュウレイの2品種、栽培しています。
1週間程で、大豆の芽が出揃い、
葉っぱが増え、茎が大きく伸び、日ごとにグングン成長します。


8月は、大豆の花咲く頃です。
花は、やがて大豆のサヤとなり、
サヤの中に小さな豆が入り、肥大して大きな豆となります。


夏の晴天が続いた時には、大豆圃場全体にかん水し、
また適時に、病害虫防除や除草対策を徹底しながら、
10月収穫の日を楽しみに待ちたいを思います。

大麦播種

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
今年も、大麦品種「ファイバースノウ」を栽培します!!

大麦肥料20kg袋入り、補充作業中!
9月、稲刈りが終わったあと、
大麦を育てる圃場に、作物を育てる上で基本となる土づくりのため、
土壌改良資材を散布しました。

前のトラクターは、耕起作業!
後のトラクターは、播種作業しています!
そして、トラクターで、田んぼを耕します。
耕起では、稲株や、ワラなどと一緒に、
土づくりのために散布した資材も、土の中にしっかり混ぜ込んでいきます。
田んぼの額縁排水の為の溝切りも、とても大切になります。


大麦播種は、スリップローダーシーダーが取り付けられたトラクターで行います。
大麦の種は、前もって消毒済みで、準備が出来ています。

トラクター後部に装着したスリップローダーシーダーで、
肥料を落とし、田んぼを耕し、大麦の種をまき、広い畝を作り、
排水の為の溝を作り、大きなローラーで畝の上を軽く鎮圧していきます。
最後に、雑草が生えるのを抑制してくれる除草剤を散布して、終了です。


播種から5日後程で、大麦が芽を出してくれました。
初期成育が、よかったおかげで、
寒く雪が降る前に、大麦は、十分な大きさに育ちました。


12月半ば、今、外は雨雪が降る寒さ⛄
大麦は、雪の下になると休眠をし、春を待つことになります。。。

大麦の収穫

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
今日は、冬型の気圧配置の影響で厳しい冷え込みとなり、
雨や雪が、降り続いています。
昨日は、今シーズン初めての雪が降り、いよいよ冬本番です⛄
道路や家の屋根には、うっすら雪が積もりました。
皆様、体調崩されませんよう、あたたかくしてお過ごし下さい!!


さて、6月に収穫の日を迎えた大麦畑の様子です。
今シーズンは、6月1日から大麦の刈取りがスタートしました。
初夏の陽気となった青空のもと、
黄金色に色づいた大麦の穂が、風に揺れて、とてもキレイです☆


昨年10月に種をまいた大麦は、芽立ちもよく順調に生育し、
春からは、グイグイ背丈が伸び、茎数もしっかりと確保できました。
そして、無事収穫の日を迎えることができたこと、本当嬉しく思っています。


コンバインの小刻みに動く刃で、大麦を根元から刈取り、
コンバインのお腹の中で大麦の粒だけに脱穀し、
大麦以外の茎などは、細かくカットし、田んぼにバラまいていきます。


丁寧に大麦を刈取った後、
コンバインのお腹がいっぱいになったら、
軽トラックに排出し、自宅乾燥場に運び、乾燥調製を行います。
仕上がった大麦は、全量農協出荷となります。

2022年12月14日水曜日

令和4年産 1等米コシヒカリ

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』が育てた、富山県黒部産コシヒカリ☆
我が家では、乾燥調製後、仕上がった玄米は、
1トンフレコンと30kg紙袋と、2種類の方法で袋詰めを行います。


1トンフレコンの梱包は、
台計りの上にフレコン袋をセットし、
計量ボタンを押すと、ザーッと玄米が勢いよく出て、
1トンの定量になったら、出入り口の蓋が締まり、1トンフレコンが完成します。


1トンフレコンは、近くの農協さんに全て出荷をします。
お米は、農協さんを通じて、全国各地で流通されるそうです。


玄米は、毎年農協さんにお願いをし、農産物検査を受けています。
お米の農産物検査とは、
一定量の玄米の中にきちんと整った形を している米粒の割合(整粒歩合)や、
虫食いの有無、透明感を主としてお米の外観から判断して、
1等や2等などに区分する検査です。

令和4年産においても、全量1等米コシヒカリの検査証明書を頂きました。

新米をお届けします

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』が大切に心を込めて育てた
富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」


コンバインで刈取った稲は、コンバイン内部で籾だけの状態にし、
トラックで自宅乾燥施設に運び入れます。
ベルトコンベアや昇降機などを経由して、籾は乾燥機に送られ、
遠赤外線型乾燥機で、じっくりと乾燥を行います。
夜通し乾燥をし、玄米で水分14.5%~15.0%に仕上げます。


乾燥が仕上がったら、ピカピカの玄米に仕上げていく調整作業です。
籾摺り機で、籾ガラを剥いて玄米の状態にします。
ライスグレーダーで、小さい粒のものをふるい落とし、
石抜きで、石などの重たい異物を取り除きます。
さらに、色彩選別機で虫食い米や青米、異物、芯白粒など、
カメラで見て判別し、吹き飛ばします。


玄米は、これら厳しいチェックを受け、品質の良いお米だけに選別されます。
そして、ようやく仕上がったピカピカ玄米
計量機で玄米30kgを計量し、米袋をキュッと縛り、
一袋一袋丁寧に心を込めて、梱包を行います。


一時保管のため自宅納屋には、お米が山積みになっています!!



始めてご購入してくださるお客様、リピート購入してくださるお客様、
我が家のお米をお買い求め頂き、本当に嬉しく思っております。

富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」は、
『米農家寺崎』のホームページから、ご注文頂けます。
http://www.kurobe-terasaki.com/

その他ご不明な点がございましたら、
下記アドレスまで、お気軽にお問い合わせ下さい。
info@kurobe-terasaki.com

皆様のご注文、心よりお待ちしております。

2022年!稲刈り

富山県黒部の専業農家『米農家寺崎』
大切に心を込めて育てたお米が、実りの季節を迎え、
今シーズンは、9月5日から稲刈りがスタートしました。


お米の種をまき、苗を育て、田植えを行い、生育管理まで、
全て一貫して、我が家で栽培し育てたお米です。


黄金色をした富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」☆
今年も、無事収穫の日を迎えることが出来たことを、本当に嬉しく思います。


たわわに実った稲穂を収穫できる喜びを噛みしめ、
コンバインを走らせています。
コンバインの刈刃を小刻み動かしながら、
稲を一株一株、丁寧に、かつ迅速に刈取っていきます。


刈り取った稲は、コンバインのお腹の中で、籾だけに選別され、
コンバインのお腹がいっぱいになったら、トラックに一気に排出!
籾は、自宅乾燥施設に運び、じっくり乾燥していきます。


秋晴れの気持ちのいい日☀
コンバインも、快調に稲刈り進行中!!
澄み渡る秋晴れの下の稲刈りは、とても清々しいです(*^-^*)