2017年11月10日金曜日

小麦の再播種。。。

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、一部小麦畑で再播種を行いました。


好条件が揃った時には、種まきから4日後程で小麦の芽が出るのですが、
今シーズンは、種まきから10日後くらいにようやく小麦の芽が出ました。
小麦の芽が出たといっても、ポツポツと出ている箇所、全く出ていない箇所があり、
散々な姿の小麦畑です。。。

こんなにも天気に悩まされた小麦播種はなく、
10月後半、2週連続台風の襲撃、その台風がもたらした大雨が、痛かったです。

小麦播種日は、そこそこ圃場が乾いた状態で行ったのですが、
播種翌日には大雨が降り、小麦畑はどっぷりと雨水に浸かることに。。。
その雨水が引くのに数日間かかり、
2度目の台風に伴う大雨で、またも小麦畑は浸水です。

小麦は、畑作物なので湿害には大変弱い作物なのです。


毎日、小麦畑に出向き、小麦の様子を観察していましたが、
ただただ待っていても状況は好転する訳もありません。
せっかく芽を出した小麦までも潰してしまうことになるので、
とても悲しく、辛い決断ではありましたが、一部小麦畑で再播種を決断(>_<)

しかし、「これも経験!経験!」と、前向きに気持ちを切り替えて、
再播種に望みました。
自然相手のお仕事なので、仕方ないですね。

ただ、小麦の生育にとって、最初の芽立ちがとても重要なのですが、
今シーズンは、ちょっと出遅れてしまいました。。。
まだまだ小さな小麦の芽を眺めながら、
今後の生育管理をどうコントロールしていこうか、思案を巡らせております。

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