2017年6月16日金曜日

小麦「さとのそら」収穫

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』が心を込めて育てた
黒部産小麦「さとのそら」の収穫を行いました。


「さとのそら」は、今年度我が家で初めて育てた品種の小麦だったので、
昨年10月に種をまいた時から、色々お勉強をしながらの栽培管理でした。

小麦が小さかった頃は、あまり品種による違いを感じることはなかったのですが、
春頃から小麦が成長するにつれ、特に、穂が出るようになってからは、
明らかに、今まで育ててきた黒部産小麦「ゆきちから」とは違っていました。
 
 
葉っぱや穂の姿が違えば、
穂が出るタイミング、色付き具合も、
「ゆきちから」と比べて1週間程早い生育でした。

そのため、「さとのそら」「ゆきちから」それぞれの小麦の成長に合わせた
タイミングでの追肥、防除などの生育管理を行うように努めてきました。


2017年6月12日晴れ。
小麦「さとのそら」は、茶色の穂がキレイに輝き、小麦の粒が固くなり、
いよいよ、待ちに待った小麦収穫の日を迎えました(*^-^*)

「さとのそら」は、思ったよりも背丈が短く、
今回は、大豆用の汎用コンバインで刈取を行うことにしました。


小刻みに動く刃で、小麦を根元から刈取り、
小麦ごとコンバインの大きなお口の中に掻き込みます。
コンバインのお腹の中で小麦の粒だけに脱穀し、
小麦以外の茎などは、細かくカットし、田んぼにバラまいていきます。

丁寧に小麦を刈取った後、
コンバインのお腹がいっぱいになったら、
軽トラックに排出し、自宅乾燥場に運びます。


こちらが収穫したばかりのプリッとした小麦です☆
麦ワラや殻、未熟粒など、いろいろ混ざっていますが、
この後乾燥調製を行い、キレイな小麦に仕上げていきます。

小麦「さとのそら」は、薄力粉~中力粉程度のタンパク含有量を持つ品種で、
麺用、お菓子、パンなど幅広い用途があるようです。
どんな小麦粉に仕上がるか、とっても楽しみです♡

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