2017年6月3日土曜日

小麦ゆきちからの防除

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
田植え開始直前、5月10日の小麦畑の様子です。
(ブログの更新が追い付かず、ちょっと昔話を。。。)


小麦畑では、穂がようやくキレイに出揃い、
数日前までは、真っ青だった穂が、少しずつ黄色く色付き始めました。

◎準強力粉程度のタンパク含有量を持つとされる
 製パン用、製麺用小麦の「ゆきちから」

◎薄力粉~中力粉程度のタンパク含有量を持つとされる
 製菓子用、製パン用小麦の「さとのそら」

共に、順調に生育しております☆


上の写真は、「ゆきちから」の穂、よ~く近くに寄って見てみると、
小麦の花が咲いているのを、見て頂けますでしょうか。
穂に付いている白いもの、
今の時期にしか見れない小麦の花なんですよ(*^-^*)

出穂の頃から、小麦の品質に関わるとても重要な時期と言えます。
小麦の実を充実させるための追肥、赤カビ病防除など、
適期を逃さないようにしっかりと管理をしてやらないといけません。


この日は、小麦「ゆきちから」の2回目の赤カビ病対策の防除を行いました。
防除は、大豆栽培の時にも使用している管理機で、
15m幅に伸びるアームに付いている噴口から
霧状になって出る農薬を散布して行います。

この後、小麦の実が充実していくにつれ、小麦の倒伏という心配事が増えます。
強い雨や強風の日が多くありませんように。。。
そして、収穫の日までもうしばらく生育管理に努めていきたいと思います。

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