富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
先日、小麦品種「さとのそら」を収穫を終えてから6日後、
我が家の主力小麦品種「ゆきちから」の刈取を行いました。
◎準強力粉程度のタンパク含有量を持つとされる
製パン用、製麺用小麦の「ゆきちから」
今年度から面積を大幅に拡大し、栽培管理を進めてきました。
10月に種をまいた小麦「ゆきちから」は、芽立ちもよく順調に成育し、
雪解け頃からは、グイグイ背丈が伸び、茎数もしっかりと確保できました。
2017年6月18日晴れ。
青空に映える小麦「ゆきちから」、
黄色の穂がキレイに輝き、小麦の粒が固くなり、
今日の収穫の日を迎えることができたこと、本当嬉しく思っています。
コンバインの小刻みに動く刃で、小麦を根元から刈取り、
コンバインのお腹の中で小麦の粒だけに脱穀し、
小麦以外の茎などは、細かくカットし、田んぼにバラまいていきます。
丁寧に小麦を刈取った後、
コンバインのお腹がいっぱいになったら、
軽トラックに排出し、自宅乾燥場に運びます。
こちらが収穫したばかりの小麦「ゆきちから」です。
今年は、プリッと粒張りのある小麦、収穫量もいい感触だったように思います。
この後、小麦収穫を終えた畑には、大豆の種をまいていきます。
2017年6月21日水曜日
2017年6月17日土曜日
大豆の種まき
富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
大豆の種まき、真っ只中!!
ここ最近の晴れ続きのおかげで、作業がとても捗っており、
残すは、小麦の刈取後に播く大豆だけになりました。
今の晴れ間に、何とか大豆の種まきを終わらせたいなと思っております。
今年我が家では、エンレイ大豆、シュウレイ大豆、2品種の大豆作付をします。
作物を育てる上で、基本となる土づくりのため、
大豆を育てる畑には、事前に、発酵鶏糞、苦土石灰の散布を行いました。
そして、大豆播種当日、トラクターでの耕起からスタートです。
上の写真、奥に走っているトラクターで前起こしをしています。
トタクターで草を土の中に埋め込みながら、
土を柔らかく、細かく砕いていきます。
畑の排水をとるための額縁を取るのも、とても重要です。
そして、いよいよ大豆の播種!!
大豆播種機スリップローダーシーダーがセットされたトラクターの登場です!!
スリップローダーシーダーは、
土を耕した所に肥料を落とし、大豆の種をまき、
トラクターの幅いっぱいある広ーい畝を作っていくことができます。
最後に、草の発芽を抑える効果がある、土壌処理剤を散布して、
大豆播種完了となります。
大豆は、湿り気を嫌う作物なので、
この一連の作業を圃場の乾いた状態で行うのが大切です。
数日後には、土の中からムクっと大豆の芽が出てくるはず。
ちゃんと、芽出てくれるといいな(*^-^*)
大豆の種まき、真っ只中!!
ここ最近の晴れ続きのおかげで、作業がとても捗っており、
残すは、小麦の刈取後に播く大豆だけになりました。
今の晴れ間に、何とか大豆の種まきを終わらせたいなと思っております。
今年我が家では、エンレイ大豆、シュウレイ大豆、2品種の大豆作付をします。
作物を育てる上で、基本となる土づくりのため、
大豆を育てる畑には、事前に、発酵鶏糞、苦土石灰の散布を行いました。
そして、大豆播種当日、トラクターでの耕起からスタートです。
上の写真、奥に走っているトラクターで前起こしをしています。
トタクターで草を土の中に埋め込みながら、
土を柔らかく、細かく砕いていきます。
畑の排水をとるための額縁を取るのも、とても重要です。
そして、いよいよ大豆の播種!!
大豆播種機スリップローダーシーダーがセットされたトラクターの登場です!!
スリップローダーシーダーは、
土を耕した所に肥料を落とし、大豆の種をまき、
トラクターの幅いっぱいある広ーい畝を作っていくことができます。
最後に、草の発芽を抑える効果がある、土壌処理剤を散布して、
大豆播種完了となります。
大豆は、湿り気を嫌う作物なので、
この一連の作業を圃場の乾いた状態で行うのが大切です。
数日後には、土の中からムクっと大豆の芽が出てくるはず。
ちゃんと、芽出てくれるといいな(*^-^*)
2017年6月16日金曜日
小麦「さとのそら」収穫
富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』が心を込めて育てた
黒部産小麦「さとのそら」の収穫を行いました。
「さとのそら」は、今年度我が家で初めて育てた品種の小麦だったので、
昨年10月に種をまいた時から、色々お勉強をしながらの栽培管理でした。
小麦が小さかった頃は、あまり品種による違いを感じることはなかったのですが、
春頃から小麦が成長するにつれ、特に、穂が出るようになってからは、
明らかに、今まで育ててきた黒部産小麦「ゆきちから」とは違っていました。
葉っぱや穂の姿が違えば、
穂が出るタイミング、色付き具合も、
「ゆきちから」と比べて1週間程早い生育でした。
そのため、「さとのそら」「ゆきちから」それぞれの小麦の成長に合わせた
タイミングでの追肥、防除などの生育管理を行うように努めてきました。
2017年6月12日晴れ。
小麦「さとのそら」は、茶色の穂がキレイに輝き、小麦の粒が固くなり、
いよいよ、待ちに待った小麦収穫の日を迎えました(*^-^*)
「さとのそら」は、思ったよりも背丈が短く、
今回は、大豆用の汎用コンバインで刈取を行うことにしました。
小刻みに動く刃で、小麦を根元から刈取り、
小麦ごとコンバインの大きなお口の中に掻き込みます。
コンバインのお腹の中で小麦の粒だけに脱穀し、
小麦以外の茎などは、細かくカットし、田んぼにバラまいていきます。
丁寧に小麦を刈取った後、
コンバインのお腹がいっぱいになったら、
軽トラックに排出し、自宅乾燥場に運びます。
こちらが収穫したばかりのプリッとした小麦です☆
麦ワラや殻、未熟粒など、いろいろ混ざっていますが、
この後乾燥調製を行い、キレイな小麦に仕上げていきます。
小麦「さとのそら」は、薄力粉~中力粉程度のタンパク含有量を持つ品種で、
麺用、お菓子、パンなど幅広い用途があるようです。
どんな小麦粉に仕上がるか、とっても楽しみです♡
黒部産小麦「さとのそら」の収穫を行いました。
「さとのそら」は、今年度我が家で初めて育てた品種の小麦だったので、
昨年10月に種をまいた時から、色々お勉強をしながらの栽培管理でした。
小麦が小さかった頃は、あまり品種による違いを感じることはなかったのですが、
春頃から小麦が成長するにつれ、特に、穂が出るようになってからは、
明らかに、今まで育ててきた黒部産小麦「ゆきちから」とは違っていました。
穂が出るタイミング、色付き具合も、
「ゆきちから」と比べて1週間程早い生育でした。
そのため、「さとのそら」「ゆきちから」それぞれの小麦の成長に合わせた
タイミングでの追肥、防除などの生育管理を行うように努めてきました。
2017年6月12日晴れ。
小麦「さとのそら」は、茶色の穂がキレイに輝き、小麦の粒が固くなり、
いよいよ、待ちに待った小麦収穫の日を迎えました(*^-^*)
「さとのそら」は、思ったよりも背丈が短く、
今回は、大豆用の汎用コンバインで刈取を行うことにしました。
小刻みに動く刃で、小麦を根元から刈取り、
小麦ごとコンバインの大きなお口の中に掻き込みます。
コンバインのお腹の中で小麦の粒だけに脱穀し、
小麦以外の茎などは、細かくカットし、田んぼにバラまいていきます。
丁寧に小麦を刈取った後、
コンバインのお腹がいっぱいになったら、
軽トラックに排出し、自宅乾燥場に運びます。
こちらが収穫したばかりのプリッとした小麦です☆
麦ワラや殻、未熟粒など、いろいろ混ざっていますが、
この後乾燥調製を行い、キレイな小麦に仕上げていきます。
小麦「さとのそら」は、薄力粉~中力粉程度のタンパク含有量を持つ品種で、
麺用、お菓子、パンなど幅広い用途があるようです。
どんな小麦粉に仕上がるか、とっても楽しみです♡
2017年6月7日水曜日
「富がえりのレシピ」取材!!
「富がえりのレシピ」という
富山の食や暮らし、農業の魅力を伝えるグループのメンバーの方が、
我が家を訪れ、小麦栽培についての取材がありました。
◎立山町の「パン教室リヒト」 岩田緑さん
◎カメラマンとして、フォトグラファーの徳光典子さん
◎黒部の農家仲間の濱田ファームの濱田律子さん
今年で第5弾となる小冊子作成にあたり、
富山県の食材でパンを作るという試みで、
黒部産小麦の生産者として、お声をかけていただきました。
自宅にて、小麦の栽培についてのお話をした後、
自宅すぐ近くにある、小麦畑へ!!
5月末、爽やかな青空が広がり、
小麦「ゆきちから」は、いい感じに黄色く色付いてきており、
小麦畑での撮影会は、とてもいい感じだったように思います。
取材でありながら、終始笑いが絶えず和やかな時間、
そしてスムーズな仕事ぶりが印象的でした。
今回の取材の様子は、7月末のイベント「富がえりのレシピ」で
ご紹介される予定だそうです。
楽しみにしています♡
富山の食や暮らし、農業の魅力を伝えるグループのメンバーの方が、
我が家を訪れ、小麦栽培についての取材がありました。
◎立山町の「パン教室リヒト」 岩田緑さん
◎カメラマンとして、フォトグラファーの徳光典子さん
◎黒部の農家仲間の濱田ファームの濱田律子さん
今年で第5弾となる小冊子作成にあたり、
富山県の食材でパンを作るという試みで、
黒部産小麦の生産者として、お声をかけていただきました。
自宅にて、小麦の栽培についてのお話をした後、
自宅すぐ近くにある、小麦畑へ!!
5月末、爽やかな青空が広がり、
小麦「ゆきちから」は、いい感じに黄色く色付いてきており、
小麦畑での撮影会は、とてもいい感じだったように思います。
取材でありながら、終始笑いが絶えず和やかな時間、
そしてスムーズな仕事ぶりが印象的でした。
今回の取材の様子は、7月末のイベント「富がえりのレシピ」で
ご紹介される予定だそうです。
楽しみにしています♡
2017年6月4日日曜日
もう間もなく!大豆播種
富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
田植えが終わり、ホッと一息付く間もなく、
田植え後のお片付けや、田んぼ畦に生える草刈にと、
忙しく毎日を過ごしています。
そして、もう間もなくスタートする大豆の播種に向けて
只今、準備を急いでいます。
まず、大豆播種機の段取りから。
トクラターに大豆の種をまく機械スリップローダーシーダーを取付け、
スリップローダーシーダーを動かすために、トラクター本体から
電気とコントローラーの電線等をつなぎます。
また、播種と同時に行う除草剤散布のための水のタンクをセットし、
ちゃんと水が出るかを確認します。
さらに、肥料、種の量が思うように入るかの調量を行いました。
微妙な肥料や種の量によって、大豆の収穫量、倒伏などに
影響を及ぼすので、毎年試行錯誤しているところです。
今日も天気予報では、晴れの予報でしたが、
今朝はパラパラと雨が降っていました。
週明け、大豆の圃場が乾き次第、大豆播種のスタートとなりそうです。
田植えが終わり、ホッと一息付く間もなく、
田植え後のお片付けや、田んぼ畦に生える草刈にと、
忙しく毎日を過ごしています。
そして、もう間もなくスタートする大豆の播種に向けて
只今、準備を急いでいます。
まず、大豆播種機の段取りから。
トクラターに大豆の種をまく機械スリップローダーシーダーを取付け、
スリップローダーシーダーを動かすために、トラクター本体から
電気とコントローラーの電線等をつなぎます。
また、播種と同時に行う除草剤散布のための水のタンクをセットし、
ちゃんと水が出るかを確認します。
さらに、肥料、種の量が思うように入るかの調量を行いました。
微妙な肥料や種の量によって、大豆の収穫量、倒伏などに
影響を及ぼすので、毎年試行錯誤しているところです。
今日も天気予報では、晴れの予報でしたが、
今朝はパラパラと雨が降っていました。
週明け、大豆の圃場が乾き次第、大豆播種のスタートとなりそうです。
2017年6月3日土曜日
小麦ゆきちからの防除
富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
田植え開始直前、5月10日の小麦畑の様子です。
(ブログの更新が追い付かず、ちょっと昔話を。。。)
小麦畑では、穂がようやくキレイに出揃い、
数日前までは、真っ青だった穂が、少しずつ黄色く色付き始めました。
◎準強力粉程度のタンパク含有量を持つとされる
製パン用、製麺用小麦の「ゆきちから」
◎薄力粉~中力粉程度のタンパク含有量を持つとされる
製菓子用、製パン用小麦の「さとのそら」
共に、順調に生育しております☆
上の写真は、「ゆきちから」の穂、よ~く近くに寄って見てみると、
小麦の花が咲いているのを、見て頂けますでしょうか。
穂に付いている白いもの、
今の時期にしか見れない小麦の花なんですよ(*^-^*)
出穂の頃から、小麦の品質に関わるとても重要な時期と言えます。
小麦の実を充実させるための追肥、赤カビ病防除など、
適期を逃さないようにしっかりと管理をしてやらないといけません。
この日は、小麦「ゆきちから」の2回目の赤カビ病対策の防除を行いました。
防除は、大豆栽培の時にも使用している管理機で、
15m幅に伸びるアームに付いている噴口から
霧状になって出る農薬を散布して行います。
この後、小麦の実が充実していくにつれ、小麦の倒伏という心配事が増えます。
強い雨や強風の日が多くありませんように。。。
そして、収穫の日までもうしばらく生育管理に努めていきたいと思います。
田植え開始直前、5月10日の小麦畑の様子です。
(ブログの更新が追い付かず、ちょっと昔話を。。。)
小麦畑では、穂がようやくキレイに出揃い、
数日前までは、真っ青だった穂が、少しずつ黄色く色付き始めました。
◎準強力粉程度のタンパク含有量を持つとされる
製パン用、製麺用小麦の「ゆきちから」
◎薄力粉~中力粉程度のタンパク含有量を持つとされる
製菓子用、製パン用小麦の「さとのそら」
共に、順調に生育しております☆
上の写真は、「ゆきちから」の穂、よ~く近くに寄って見てみると、
小麦の花が咲いているのを、見て頂けますでしょうか。
穂に付いている白いもの、
今の時期にしか見れない小麦の花なんですよ(*^-^*)
出穂の頃から、小麦の品質に関わるとても重要な時期と言えます。
小麦の実を充実させるための追肥、赤カビ病防除など、
適期を逃さないようにしっかりと管理をしてやらないといけません。
この日は、小麦「ゆきちから」の2回目の赤カビ病対策の防除を行いました。
防除は、大豆栽培の時にも使用している管理機で、
15m幅に伸びるアームに付いている噴口から
霧状になって出る農薬を散布して行います。
この後、小麦の実が充実していくにつれ、小麦の倒伏という心配事が増えます。
強い雨や強風の日が多くありませんように。。。
そして、収穫の日までもうしばらく生育管理に努めていきたいと思います。
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