富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
4月中旬から「荒くり」を始め、先日5月1日に「荒くり」を終えました。
この間、種まきの日があったりして、
例年よりも、幾分か作業日程が押してしまったのですが、
田植えに向けて、順調に作業を進めております。
「荒くり」とは、田植え前に行う「代かき」の前段階として、
トラクターで田んぼの中の土と水をかき混ぜる作業のことです。
そして、田んぼの均平を取ることも、「荒くり」で行います。
田んぼ一枚を見通して、高い所、低い所がないように土を動かすために、
トラクターの前に取り付けられた大きなバケツで、
高い所の土をすくい、低い所にバシャーンとあけます。
この作業をクワやスコップでやろうとなると、
大変な労力、時間を費やしてしまうのですが。。。
フロントローダーを付けたトラクターで、
お手軽に均平を取るための、土の移動が可能になります。
向こう側の田んぼ見えるトラクターが、そのフロントローダーを付けたトラクターです。
田んぼの特徴を掴むこと、そして、微妙かつ匠なバケツの操作が必要になようです。
夕方、優しい光が差し込む頃、「荒くり」が無事終了しました。
そして、現在「代かき」真っ只中です。
今日は、初夏のような陽気の一日で風もほとんどなく、田んぼ日和の一日でした。
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