春の一大イベントの一つ、お米の種まき。
田植え時に、いい頃合いの苗を使えるようにと、種まきの日程をずらし、
今シーズンは、合計3回に分けて播種を行いました。
そして、ここ数年夏場の気温が高く、稲の高温登熟を回避するため、
例年よりも田植えの日を遅らせる計画で進めています。
それに伴い、播種も例年より1週間程遅れてのスタートとなりました。
種まきは、播種機が全てやってくれるのですが、
機械をスムーズに動かしてやるために、やはり人手がとても重要です。
同じ作業の連続で、足腰が辛くなりますが、
いつも、ご近所の方々にお手伝いを頂き、ありがとうございます!!
最初に、空っぽの苗箱を入れると、定量の床土がザーッと入れられ、
水をかけ、土がいい感じに潤います。
作物を育てる時に、水は欠かせないですからね。
その重要な水ですが、今年、水を吸い上げるポンプがうまく機能しなく、
失敗してしまうことがありました。
ポンプの消耗が原因のようですが、次年度への課題です。
次に待っているのは、種籾です。
4月中旬頃から、お米の種は、温湯消毒、浸種、催芽の過程を経て、
種まきができる状態に準備してきました。
苗箱に、まんべんなくキレイに、種がまかれていきます。
一枚の苗箱にどのくらい種を入れるか・・・
種の量の調整には、とても気を使います。
最後に、覆土をかけて、播種終了となります。
完成した苗箱は、すぐにビニールハウスに搬出して、育苗するもの。
加温機に入れ、出芽したのちにビニールハウスに搬出するもの。
2パターンで芽の出るタイミングをずらし、苗を育てます。
今年の種まきは、ポンプのトラブルがあり、
どう対処していくかバタバタとしてしまうことがありましたが、
何とか無事、予定枚数の苗箱に種をまくことができました。
播種を終わりホッとする間もなく、ハウスでの育苗管理がスタートしています。
田植えの日まで、大切に苗を育てていきたいと思います(*^-^*)
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