2021年2月7日日曜日

記録的大雪

1月中旬、強い冬型の気圧配置の影響で、
富山は、35年ぶりとなる記録的大雪になりました。

大雪が一段落した時です。
もの凄い状況であった為、雪対応にとにかく必死で、
その時の写真は、撮ることができませんでした。

暴風雪警報が発令され、大雪警報が発令され、
今までに見たこともない雪景色に、不安が募りました。

近年、北陸地方では雪の少ない冬が多かったのですが、
今回は、4日間ほど雪が降り続いたことから、
積雪が1メートルを超え、記録的な大雪になりました。

朝、玄関のドアを開けるとびっくりするくらいの積雪で、
とりあえず、家から出られるようにするのに必死でした。
車も出せず、何処にも行ける状況ではありません。

雪は、ハウスの上に積もった雪がなだれ込み、
多い時で、ハウス肩上まで積りました。

物流がストップし、コンビニやスーパーは品薄状態に。。。
航空機は運休、北陸新幹線も運休、道路交通網はマヒ状態。。。
不要不急の外出は控えるようにと、呼びかけられました。。。

我が家は、フォークリフトを使って、自宅周辺を除雪をするのですが、
やってもやっても降りやまない雪との闘いでした。
とりあえず、高く積上げることしか出来ない雪、
雪捨て場が、徐々に無くなっていき、とても困りました。。。

いちごハウスも無事でした!
ハウスまでの道のりが長く、除雪が大変でした。

さらに、ビニールハウスが雪の重みで潰れてしまわないかと、
心配は尽きなかったです。
ビニールハウス周辺には、
雪対策として、潅水装置が取り付けられてはいたのですが、
消雪は間に合いません。
ひざ上まである雪の中を這うように歩き、
スコップを持って、ビニールハウス周辺の除雪をしました。

我が家のハウスのビニールが破れる被害はありましたが、
幸いにも、その他は何とか無事大丈夫でした。
今は、すっかり日常に戻っております。

大雪の被害に遭われた皆様、心からお見舞い申し上げます。

2021年2月6日土曜日

令和2年産黒部産1等米コシヒカリ

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』が、大切に心を込めて育てた
富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」!!

一袋一袋、丁寧に真心を込めて、梱包を行いました。


我が家の納屋では、玄米が山積みに(*^-^*)
玄米は、毎年農協さんにお願いをし、農産物検査を受けています。

お米の農産物検査とは、

一定量の玄米の中にきちんと整った形をしている米粒の割合(整粒歩合)や、
虫食いの有無、透明感を主としてお米の外観から判断して、
1等や2等などに区分する検査です。

さらに、
・種類は何か? 玄米、うるち、もち 等の区別
・銘柄は何か? コシヒカリ、あきたこまち、ひとめぼれ 等の区別
・量目(分量)
・包装(米袋やフレコン)や荷造り
・水分含有率
など、全国で統一された規格により行われるのが、農産物検査です。


この農産物検査を受けないと、
「令和2年産富山県黒部産コシヒカリ」と表示して販売することができません。
我が家では、毎年、しっかりと地元農協さんで検査をしています。

その検査証明書が、これ!!

◎の小さな円が、黒く塗りつぶされた、1等米の印!!
令和2年産においても、全量1等米コシヒカリの検査証明書を頂きました🌾

令和2年産富山県黒部産コシヒカリ』は、
『米農家寺崎』のホームページから、ご注文頂けます。
http://www.kurobe-terasaki.com/

その他ご不明な点等ございましたら、
下記アドレスまで、お気軽にお問い合わせ下さい。
info@kurobe-terasaki.com

皆様のご注文、心よりお待ちしております。

大豆収穫

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』
今シーズンは、10月11日から大豆「えんれいのそら」の刈取がスタート、
もう一品種の大豆「シュウレイ」は、10月18日からの収穫開始となりました。


大豆コンバインに付いている、刈刃を小刻みに動かし、大豆の枝を切り、
串の付いたリールが、グルグル回転することで、
大豆の枝ごと、コンバインの大きな口の中にかき込みます。


コンバインのお腹の中では、サヤを叩き、大豆だけに選別されます。
大豆の枝、サヤは、コンバインのお尻から排出し、田んぼにばら撒いていきます。


コンバインのタンクが大豆でいっぱいになったら、トラックに排出し、
自宅乾燥施設に運び入れます。
その後は、乾燥機で決められた水分にまでじっくりと乾燥していきます。


大豆乾燥後の調整作業は、
農協さんの大豆調製施設をお借りして、大豆の選別を行いました。


今年は、雑草がうまく抑えることが出来ず、反省の多い大豆栽培となりました。
とはいえ、お盆くらいまでは、大豆は順調に育っていたので、
収量は、思ったほど落ち込むことがなかったのですが・・・

除草剤のタイミングが合わなかったのか、 他の要因も考え、
今年の反省をもとに、次年度作に繋げていきたいです。

大麦の播種

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
今シーズンは、大麦品種「ファイバースノウ」を栽培します!!


10月、稲刈りが終わったあと、
大麦を育てる圃場に、作物を育てる上で基本となる土づくりのため、
土壌改良資材を散布しました。


そして、トラクターで、田んぼを耕します。
耕起では、稲株や、ワラなどと一緒に、
土づくりのために散布した資材も、土の中にしっかり混ぜ込んでいきます。
田んぼの額縁排水の為の溝切りも、とても大切になります。


大麦播種は、スリップローダーシーダーが取り付けられたトラクターで行います。
大麦の種は、前もって消毒済みで、準備が出来ています。

トラクター後部に装着したスリップローダーシーダーで、
肥料を落とし、田んぼを耕し、大麦の種をまき、広い畝を作り、
排水の為の溝を作り、大きなローラーで畝の上を軽く鎮圧していきます。
最後に、雑草が生えるのを抑制してくれる除草剤を散布して、終了です。
これら一連の作業を、一日のうちに一気に行います。


今シーズンは、圃場が乾いた状態で大麦の播種が出来たので、
播種から5日後程で、大麦が芽を出してくれました。
初期成育がよかったおかげで、
寒く雪が降る前に、大麦は、十分な大きさに育ったと思っています(^^♪

2021年2月5日金曜日

「おらちの米」が出来るまで

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』が、心を込めて大切に育てた
富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」!!


コンバインで刈取った稲は、コンバイン内部で籾だけの状態にし、
トラックで自宅乾燥施設に運び入れます。
籾をピットにザーっと入れると、
ベルトコンベアや昇降機などを経由して、籾は乾燥機に送られます。


籾の乾燥は、遠赤外線型乾燥機で、じっくりと行います。
籾が、乾燥機内を循環する時に、
全ての籾に遠赤外線を照射し、籾の隅々まで熱を伝えることで、
美味しいお米品質に仕上げることが出来るそうです。
夜通し乾燥をし、玄米で水分14.5%~15.0%に仕上げます。

玄米の水分が高いとお米の保管に向かず、
また、水分が低くすぎても、割れ米となり食感の良い美味しいお米にはなりません。


乾燥が仕上がったら、次はピカピカの玄米に仕上げていく調整作業です。

籾摺り機で、籾ガラを剥いて玄米の状態にします。
ライスグレーダーで、小さい粒のものをふるい落とし、
石抜きで、石などの重たい異物を取り除きます。
さらに、色彩選別機で虫食い米や青米、異物、芯白粒など、
カメラで見て判別し、吹き飛ばします。

玄米は、これら厳しいチェックを受け、品質の良いお米だけに選別されます。


そして、ようやく仕上がったピカピカの玄米コシヒカリ✨
計量機で玄米30kgを計量し、米袋をキュッと縛り、
一袋一袋丁寧に、梱包を行います。
初めて購入してくださるお客様、リピート購入してくださるお客様には、
我が家のお米をお買上げ頂き、本当に嬉しく思っております。

令和2年産富山県黒部産コシヒカリ』は、
『米農家寺崎』のホームページから、ご注文頂けます。
http://www.kurobe-terasaki.com/

その他ご不明な点等ございましたら、
下記アドレスまで、お気軽にお問い合わせ下さい。
info@kurobe-terasaki.com

皆様のご注文、心よりお待ちしております。

実りの秋!稲刈り!!

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
心を込めて、大切に育てたお米が実りの季節を迎え、
今シーズンは、9月4日から稲刈りがスタートしました!!


お米の種をまき、苗を育て、田植えを行い、生育管理まで、
全て一貫して栽培し、我が家で育てたお米です。

梅雨時期の長雨と、連日の猛暑日が続き、お米の生育状況が心配されましたが、
今年も、無事収穫の日を迎えることが出来たことを、本当に嬉しく思います。


空が青く澄み渡り、
黄金色をした富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」が映えます🌾

たわわに実った稲穂を収穫できる喜びを噛みしめ、
コンバインを走らせています。
コンバインの刈刃を小刻み動かしながら、
稲を一株一株、丁寧に、かつ迅速に刈取っていきます。


刈り取った稲は、コンバインのお腹の中で、籾だけに選別され、
コンバインのお腹がいっぱいになったら、トラックに一気に排出!
籾は、自宅乾燥施設に運び、じっくり乾燥していきます。


秋晴れの気持ちのいい日!!
圃場も固いので、コンバインは快調に稲刈り進行中です!!