2018年12月31日月曜日

富山県産大豆収穫

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
稲刈りが終わり、ホッと息付く暇もなく、
稲刈後の後片付け、大豆刈取の準備、小麦種まきの準備と、
大忙しの秋シーズンを過ごしておりました💦

天候が安定しているのなら、そんなに焦る必要もないのかもしれませんが、
何せ、秋は晴れの日が続きません。。。
雨が降ると田んぼに水が溜まり、作業効率が一気に悪くなってしまうので、
天気予報と、にらめっこの毎日です。
仕事に優先順位を付け、効率的に作業を進めることが大切になります!


今シーズンは、10月8日から大豆エンレイの刈取がスタートしました。

大豆コンバインに付いている、刈刃を小刻みに動かし、大豆の枝を切り、
串の付いたリールが、グルグル回転することで、
大豆の枝ごと、コンバインの大きな口の中にかき込みます。

コンバインのお腹の中では、サヤを叩き、大豆だけに選別されます。
大豆の枝、サヤは、コンバインのお尻から排出し、田んぼにばら撒いていきます。


そして、10月18日から大豆シュウレイの刈取がスタートしました。
大豆は、役目を終えた葉っぱが全て落ち、
カラッカラに乾いたシュウレイ大豆が刈取適期を迎えました。
一本の茎に下がるサヤの中には、黄色く固くなった大豆が入っています。


コンバインのタンクが大豆でいっぱいになったら、トラックに排出し、
自宅乾燥施設に運び入れます。
その後は、乾燥機で決められた水分にまでじっくりと乾燥していきます。

大豆乾燥後の調整作業は、
農協さんの大豆調製施設をお借りして、大豆の選別を行いました。

今シーズンの大豆は、夏の猛烈な暑さと台風の影響からか、
思うように大豆収量が得られませんでした。。。

来シーズンは、今年の反省をもとに、
夏場の灌水管理の仕方、栽植密度の再検討など、
対策を考えていきたいと思います。

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