2016年11月22日火曜日

しっかりと土作りを

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
来年のお米作りに向けての、農作業がスタートしました。


我が家では、美味しいお米作りの基本となる土作りを大切にしています。
秋耕起の前に、田んぼに土壌改良資材の散布を行いました。

トラクター後部についたブロードキャスターという肥料散布機で、
ケイサン、発酵ケイフンを田んぼ全体にしっかりと行き渡るように、
おしりをブルブル振るわせます。


ケイサンを散布することで、高品質なお米を作ることができるとされています。
稲がどんどん土から吸い上げる成分のケイサンが不足すると、
稲体が弱くなってしまうそうです。

また、稲刈の時に出た稲ワラや籾殻などの有機物をまき散らす他、
有機質肥料の発酵ケイフンを散布することで、
田んぼの地力向上が期待できると言われています。


なるべく田んぼが乾いている時にやりたかった肥料散布ですが、
この時期、気温が低く、さらに雨の日が多くなってしまうため、
なかなか圃場は乾くことはありません。

田んぼに残ったタイヤ痕には、雨水が溜まってしまいます。
資材を散布した田んぼから、一枚一枚田んぼを耕していきます。

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