2022年9月3日土曜日

お米の種まき

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
5月初旬から始まるの田植えに向けて、
田んぼでのトラクターでの作業と同時並行して行われるのが、
お米の苗を育てること!


まずは、お米の種の準備作業です。
病害予防のため、種子消毒を行った種籾。
消毒を終えた種子は、発芽を揃えるために、
水温10℃~15℃で10日程度浸種をし、種籾に十分吸水させます。
そして、種まき前、
30℃程度の温水シャワーを循環して、
種籾を温めることにより、種籾の芽を動かします。
種籾が、ハト胸程度になれば、準備完了です!!


お米の種まきは、ベルトコンベア式に一連の流れ作業で行います。
最初に、空っぽの苗箱を入れると、定量の床土がザーッと入れられ、
水をかけ、土がいい感じに潤います。


次に、
種籾です
苗箱に、まんべんなくキレイに、種がまかれていきます。
最後に、覆土をかけて、播種終了となります。


完成した苗箱は、すぐにビニールハウスに搬出して、育苗するもの。
加温機に入れ、出芽したのちにビニールハウスに搬出するもの。
2パターンで芽の出るタイミングをずらし、苗を育てます。

田植えの期間が長くなるため、
田植えに適した苗を使えるように、時期をずらしてお米の苗を育てます。


田植えの日まで、ビニールハウスで大切に苗を育てていきます(*^-^*)

0 件のコメント:

コメントを投稿