2021年7月12日月曜日

大豆播種

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
6月中旬、晴れが続き、
圃場が乾いたタイミングで大豆播種を行いました。


梅雨入り前には、終わらせたいと晴れの日は貴重です! 
なぜなら、圃場が湿った状態で播種をすると、
湿害が出てしまい、大豆の芽立ちに影響してしまうのです。。。



作物を育てる上で、基本となる土づくりのため、
土壌改良資材を事前に散布し、
トラクターで田んぼを丁寧に耕します。

トタクターで草を土の中に埋め込みながら、
土を柔らかく、細かく砕き、
また、圃場の排水をとるための額縁を取り、
播種がし易い圃場に仕上げていきます。


大豆の播種は、トラクター後部に、
大豆播種機スリップローダーシーダーを取り付けて行います。

大豆播種機スリップローダーシーダーは、
土を耕し、肥料を落とし、大豆の種をまき、
トラクターの幅いっぱいある広い畝を作り、
一連の播種作業工程を行うことが出来る優れものです。
最後に、草の発芽を抑える効果がある、土壌処理剤を散布して、
大豆播種完了となります。


大豆は、湿り気を嫌う作物なので、
この一連の作業を圃場の乾いた状態で行うのが大切です。

今シーズンも、大豆品種シュウレイと大豆品種エンレイの
2品種の大豆の種をまきました。
大豆の芽が出るのを、楽しみに待ちたいと思います!!

2021年7月11日日曜日

黄金色した大麦の収穫

 富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
6月1日に収穫の日を迎えた大麦畑の様子です。


大麦品種は、「ファイバースノウ」!
黄金色に色づいた大麦が、ゆらゆら風に吹かれています。


昨年10月に種をまいた大麦は、芽立ちもよく順調に生育しました。
記録的大雪になった厳しい冬を越し、
春からは、グイグイ背丈が伸び、茎数もしっかりと確保できました。
適期追肥や病害虫防除のタイミングを図り、
生育管理をしっかりと行いました。


気持ちのいい晴天が広がった収穫の日!!
コンバインの小刻みに動く刃で、大麦を根元から刈取り、
コンバインのお腹の中で大麦の粒だけに脱穀し、
大麦以外の茎などは、細かくカットし、田んぼにバラまいていきます。


丁寧に大麦を刈取った後、
コンバインのお腹がいっぱいになったら、
軽トラックに排出し、自宅乾燥場に運び、乾燥調製を行います。
仕上がった大麦は、全量農協出荷となります。


収穫量は、まずまずの出来であると思っていたのですが、
乾燥調製をしてみたら、
粒の大きさが規格に満たない屑麦が多くもったいない・・・
次年度作への課題です。


今シーズンも無事、大麦の収穫を終えることができて良かったです(^-^)

お米作りが始まりました

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』が育てる
黒部産コシヒカリ「おらちの米」!!

雪解けと共に、春作業が本格的にスタートしました。


トラクターで、田んぼの耕起、荒くり、代かきを行い、
田んぼの表面をトロトロの田植えがしやすい状態に仕上げていきます。


田んぼの準備を同時並行して、お米の苗作りです。
種を播くところから育て、ビニールハウスで20日間程、
田植えが出来る苗に育てていきます。


今年は、春の気温が例年よりも若干低く、
苗の生育がゆっくりと進みました。
計画よりも、田植えの日程を数日遅らせ、
今シーズンの田植えは、5月8日からスタートとなりました。


大切に育てた苗をビニールハウスから運び、
田植え機で丁寧に植え付けていきます。
苗を植え、肥料をまき、除草剤と病害虫予防のための防除剤も
同時にまいていきます。


田植えから2週間程経った頃の稲の様子です。
稲は、田んぼにしっかりと根を伸ばしているようで、
順調に生育しています。