2021年12月30日木曜日

大豆の収穫

富山県黒部の専業農家「米農家寺崎」、
10月中旬から大豆品種「えんれいのそら」から収穫が始まり、
続いて、大豆品種「シュウレイ」の収穫を行いました。


期間前半は、晴れ続きだったので作業がスムーズに進んでいたのですが、
後半は、雨降りが多く圃場が乾かない為、圃場条件が悪い日が多かったです。
無事、全ての大豆収穫を終えることが出来ました。


大豆は、役目を終えた葉っぱが全て落ち、カラッカラに乾いています。
一本の茎に下がるサヤの中には、黄色く固くなった大豆が入っています。
刈頃適期を迎えた大豆を大豆コンバインで丁寧に刈取ります。


大豆コンバインに付いている、刈刃を小刻みに動かし、大豆の枝を切り、
串の付いたリールが、グルグル回転することで、
大豆の枝ごと、コンバインの大きな口の中にかき込みます。


コンバインのお腹の中では、サヤを叩き、大豆だけに選別されます。
大豆の枝、サヤは、コンバインのお尻から排出し、田んぼにばら撒いていきます。
コンバインのタンクが大豆でいっぱいになったら、トラックに排出し、
自宅乾燥施設に運び入れます。
その後は、乾燥機で決められた水分にまでじっくりと乾燥していきます。


今シーズンの大豆は、例年よりも収量は少なく残念ではありましたが、
品質の良い大豆が収穫できたと思っております。
その年の天候にも大きく左右される大豆栽培ですが、
毎年、安定的に質の良い大豆を栽培できるように頑張ります!!

2021年12月29日水曜日

大豆の成長

富山県黒部の専業農家「米農家寺崎」、
6月初旬から始まった大豆の種まきから
1週間程で土の中から、大豆の芽が出てきてくれました。
今シーズンは、天候にも恵まれ圃場条件が良かったおかげで、
大豆の芽立ちもよく、ホッと一安心でした。


6月下旬、大豆がキレイに出揃いました。
葉っぱが増え、茎が大きく伸び、大豆は順調に生育中です。
その大豆と一緒に成長するのが、厄介な雑草・・・
大豆除草剤散布のタイミングを見計らいます。


7月上旬、梅雨の晴れ間、青空が広がった貴重な日に、
大豆除草剤散布を行いました。
大豆管理機という機械を使って、
15メートル幅のアームを目一杯に伸ばし、
ノズルから霧状になって出る除草剤を、一気に散布していきます。


8月、大豆は随分と大きくなり、花咲く頃です。
花は、やがて大豆のサヤとなり、
サヤの中に小さな豆が入り、肥大して大きな豆となります。


夏の晴天が続いた時には、大豆圃場全体にかん水し、
また適時に、病害虫防除や除草対策を徹底しながら、
10月収穫の日を楽しみに待ちたいを思います。