2019年7月11日木曜日

アスパラガスの定植

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
4月12日~3日間程かけて、アスパラガスの定植を行いました。


3月末、アスパラガス苗を植える畑では、
田んぼを耕し、肥料や土壌改良資材を散布し、
アスパラガス定植に向けた準備を行いました。


そして、トラクターに取り付けた、「畝立て成型マルチャー」で、
田んぼを耕し、畝を作り、マルチで畝を覆います。


出来るだけ圃場が乾いた時に作業が出来れば良いのですが、
春時期は、まだ気温が低く、思うように田んぼは、乾きません。。。
それでも、晴れが続いたタイミングで、アスパラガス畝の準備を行いました。


アスパラガス定植日は、4月12日。
日射しがあるものの、まだ風が冷たく感じる日でした。

マルチに穴を空け、
アスパラガスの苗を一つずつ丁寧に植えます。


風が吹くとゆらゆらと揺れる、アスパラガス苗☆

この先、生育管理をしっかりと行い、
大きなアスパラガスの根株を育てていきたいです(*^-^*)

2019年7月1日月曜日

アスパラガスの種まき

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
黒部産アスパラガスの栽培を始めて今期で3シーズン目、
今年も、甘く美味しいアスパラガスが収穫出来るように、
育てていきたいと思っています!!

我が家では、「アスパラガス伏せ込み栽培」を取り入れています。
約1年間、畑で養成した株を冬先に堀り上げて、
ハウス内にその株を伏せ込み、加温することで萌芽させる方法です。


この栽培方法は、1月~2月がアスパラガス収穫のピークを迎えるので、
冬期、市場にあまり見られない国産アスパラガスとして、
需要が期待できるとされています。


4月桜の花が咲く頃が、定植時期🌸
苗の定植に向けて、アスパラガスの育苗は、1月下旬からスタートし、
3カ月程という長い期間、大切にアスパラ苗を育てていきます。

今シーズン、アスパラの種まきは、まだまだ、寒~い1月29日でした。


セルトレーに培土を入れ、
小さなアスパラガスの種「ウィンデル」を一粒ずつ入れ、覆土をかけてやります。
ビニールハウス内に農電マットを敷き、
その上に種播きを終えたセルトレーを並べ、
水を優しくかけ、ビニールトンネルで覆い、保温をします。

 
次年度作のアスパラ育苗がスタートし、
これからは、ビニールハウスの温度管理、灌水に注意が必要です。
 
写真手前には、収穫真っ只中のアスパラガスがニョキニョキと伸びています。