2017年2月2日木曜日

雪の小麦畑

雪のないお正月を過ごし、1月半ばから本格的な雪のシーズンを迎えました。
田んぼにも一面雪が積もりますが、数日後には雪は消え、
幸いにもドカ雪にはならず、でも北陸地方富山らしい冬景色が広がっています。

我が家から、雄大な北アルプスがキレイに望めた冬晴れの日。
田んぼは、一面雪に覆われておりますが、
実は、この雪の下には、秋種をまいた小麦が眠っています。

 
富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』が育てる小麦品種「ゆきちから」。
寒冷地向けの耐寒雪性・耐病性が強く、製パン適性が高い小麦品種
とされています。

秋まき小麦である「ゆきちから」は、
冬の寒さを経験させないと春、穂が出ても実を付けない、
また、雪の重みがあることで、小麦は強くなり、たくさんの穂を付けてくれる、
のだそうです。
小麦は、重たい雪で下でも大丈夫なのかと気になってしまうのですが、
秋まき小麦の生育にとって、この冬の期間がとても大切なのですね。

もうしばらく、小麦は春が来るのをじっと雪の下で待つことになります。
暦の上では、もうすぐ立春ですが、
ここ黒部は、寒く冷え込み、今も雪が散らいています。
暖かな春が来るのを待ち遠しいですね(*^-^*)
 

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