2018年12月31日月曜日

2018年!大晦日☆

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
大晦日は、積雪こそないものの、雪が散らつく寒い一日となっております。

2018年も残すところ、あとわずか。
今年も家族揃って、無事大晦日を迎えることができました。

お餅つき、大掃除、天神様のお迎え、年越しそばも食べて、
新しい年を迎える準備も整いました。

華やかなおせち料理は作れないけれども、手作りのおせち料理です(*^-^*)

【 田作り 】
地元富山氷見産のかたくちいわしを使いました!
来年の豊作を願って。


【 栗きんとん 】
農家さんからの頂きものの☆地元黒部で育ったサツマイモを使って!
豊かな一年でありますようにという願いを込めて。


【 煮しめ 】
おせちの定番、煮しめいろいろ盛り合わせ。
大根は、我が家の家庭菜園で採れたもの、
人参は、地元黒部の農家さんからの頂きものです。


【 黒豆 】
まめに働く、まめに過ごせますようにと願いを込めて。


【 きんぴらごぼう 】
強さや丈夫さを願って。


今年も『米農家寺﨑』をご愛顧いただき、感謝申し上げます。
来年も、変わらぬお引き立ての程、よろしくお願い致します。

新しい年が、皆さまにとってよい年でありますように(*^-^*)

富山県産大豆収穫

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
稲刈りが終わり、ホッと息付く暇もなく、
稲刈後の後片付け、大豆刈取の準備、小麦種まきの準備と、
大忙しの秋シーズンを過ごしておりました💦

天候が安定しているのなら、そんなに焦る必要もないのかもしれませんが、
何せ、秋は晴れの日が続きません。。。
雨が降ると田んぼに水が溜まり、作業効率が一気に悪くなってしまうので、
天気予報と、にらめっこの毎日です。
仕事に優先順位を付け、効率的に作業を進めることが大切になります!


今シーズンは、10月8日から大豆エンレイの刈取がスタートしました。

大豆コンバインに付いている、刈刃を小刻みに動かし、大豆の枝を切り、
串の付いたリールが、グルグル回転することで、
大豆の枝ごと、コンバインの大きな口の中にかき込みます。

コンバインのお腹の中では、サヤを叩き、大豆だけに選別されます。
大豆の枝、サヤは、コンバインのお尻から排出し、田んぼにばら撒いていきます。


そして、10月18日から大豆シュウレイの刈取がスタートしました。
大豆は、役目を終えた葉っぱが全て落ち、
カラッカラに乾いたシュウレイ大豆が刈取適期を迎えました。
一本の茎に下がるサヤの中には、黄色く固くなった大豆が入っています。


コンバインのタンクが大豆でいっぱいになったら、トラックに排出し、
自宅乾燥施設に運び入れます。
その後は、乾燥機で決められた水分にまでじっくりと乾燥していきます。

大豆乾燥後の調整作業は、
農協さんの大豆調製施設をお借りして、大豆の選別を行いました。

今シーズンの大豆は、夏の猛烈な暑さと台風の影響からか、
思うように大豆収量が得られませんでした。。。

来シーズンは、今年の反省をもとに、
夏場の灌水管理の仕方、栽植密度の再検討など、
対策を考えていきたいと思います。

2018年12月29日土曜日

1等米コシヒカリ!おらちの米!! 

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』が育てた、富山県黒部産コシヒカリ☆


我が家では、乾燥調製後、仕上がった玄米は、
1トンフレコンと30kg紙袋と、2種類の方法で袋詰めを行います。


まず、1トンフレコンの梱包から・・・
台計りの上にフレコン袋をセットし、
計量ボタンを押すと、ザーッと玄米が勢いよく出て、
1トンの定量になったら、出入り口の蓋が締まり、1トンフレコンが完成します。


後は、パレットに乗せて、リフトで運ぶだけなので、
30kg紙袋取りから比べると、とても梱包作業が楽チンです。

1トンフレコンは、近くの農協さんに全て出荷をします。
お米は、農協さんを通じて、全国各地で流通されるそうです。

次に、直売用のお米30kg紙袋は・・・
計量機で玄米30kgを計量し、米袋をキュッと縛り、
一袋一袋丁寧に真心を込めて、梱包を行います(*^-^*)


我が家の納屋では、玄米が山積みに(*^-^*)
玄米は、毎年農協さんにお願いをし、農産物検査を受けています。

お米の農産物検査とは、、
一定量の玄米の中にきちんと整った形を している米粒の割合(整粒歩合)や、
虫食いの有無、透明感を主としてお米の外観から判断して、
1等や2等などに区分する検査です。

さらに、
・種類は何か? 玄米、うるち、もち 等の区別
・銘柄は何か? コシヒカリ、あきたこまち、ひとめぼれ 等の区別
・量目(分量)
・包装(米袋やフレコン)や荷造り
・水分含有率
など、全国で統一された規格により行われるのが、農産物検査です。

この農産物検査を受けないと、
「平成30年産富山県黒部産コシヒカリ」と表示して販売することができなく、
毎年、しっかりと検査をして頂いています。


その検査証明書が、これ!!

◎の小さな円が、黒く塗りつぶされた、1等米の印!!
検査日や検査者を明記した検査印と共に、押印して頂きました。

平成30年産富山県黒部産コシヒカリ』は、
『米農家寺崎』のホームページから、ご注文頂けます。
http://www.kurobe-terasaki.com/

その他ご不明な点等ございましたら、
下記アドレスまで、お気軽にお問い合わせ下さい。
info@kurobe-terasaki.com

皆様のご注文、心よりお待ちしております。

お米の乾燥調製

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』が大切に心を込めて育てた
富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」✨

初めて購入してくださるお客様、リピート購入してくださるお客様には、
我が家のお米をお買上げ頂き、本当に嬉しく思っております。

さて、「おらちの米」が出来るまでについて!
稲の収穫と同時並行して行われる乾燥調製についてのお話です。


コンバインで刈取った稲は、コンバイン内部で籾だけの状態にし、
トラックで自宅乾燥施設に運び入れます。
籾をピットに入れると、ベルトコンベアや昇降機などを経由して、乾燥機に送られます。


そして、遠赤外線型乾燥機でじっくり乾燥を行います。
籾が、乾燥機内を循環する時に、
全ての籾に遠赤外線を照射し、籾の隅々まで熱を伝えることで、
美味しいお米品質に仕上げることが出来るそうです。
夜通し乾燥機を回し、玄米で水分14.5%~15.0%に仕上げます。

玄米の水分が高いとお米の保管に向かず、
また、水分が低くすぎても、割れ米となり食感の良い美味しいお米にはなりません。

乾燥が仕上がったら、次はピカピカの玄米に仕上げていく調整作業です。
下の写真、籾摺り機で、籾ガラを剥いて玄米の状態にしていきます。


品質の良いお米だけに選別するため、
昇降機を上ったり、下がったりを繰り返しながら、
玄米は厳しいチェックを受けることになります。

ライスグレーダーで、小さい粒のものをふるい落とし、
石抜きで、石などの重たい異物を取り除いていきます。

さらに、色彩選別機で虫食い米や青米、異物、芯白粒など、
カメラで見て判別し、吹き飛ばします。


そして、ようやく出来た富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」✨
今年も、美味しいお米に仕上がっていると思います(^^♪
今後ともよろしくお願い致します!!

2018年12月25日火曜日

昨年の失敗をバネに!

富山県黒部の専業農家 米農家寺崎 『黒部産小麦プロジェクト2019』

今シーズン、栽培する小麦は以下の3品種☆

 ◎準強力粉程度のタンパク含有量を持つとされる小麦品種「ゆきちから」
  製パン用に適した小麦で、富山県内のパン屋さんに使って頂いています。

 ◎中力粉程度のタンパク含有量を持つとされる小麦品種「さとのそら」
  製菓・製麺用に適した小麦で、富山県内の洋菓子屋さんで使って頂いています。

 ◎そして、今年から新しく小麦品種「夏黄金」を栽培します!!
  東北・北陸地域向けのパン用小麦品種として新しくできた品種とのこと。
  「ゆきちから」よりもパン生地の力が強く、
  製パン適性に優れている品種だそうで、とても楽しみにしています。

今シーズンは、栽培品種を一つ増やし、そして、栽培面積も拡大しての挑戦です☆


10月、無事小麦の種まきを終えることができ、とりあえず一安心(^^;)
秋雨の影響で、小麦の芽が出るまで、気が気ではなかったのですが、
播種から7日目くらいで、土の中から小麦の芽が出てきてくれました(*^-^*)

今は、品種による生育の違いは、ほとんど分からないのですが、
春になれば、それぞれの小麦の特徴が表れてくるはず。

下の写真は、10月初旬に種をまいた小麦品種「ゆきちから」、
種まきから20日程経った小麦畑の様子です。
若々しい葉っぱがキレイに出揃い、小麦、順調に生育中です。


そして、本日12月末の小麦品種「ゆきちから」の様子です。
葉っぱが増え、背丈も少し大きくなりました。
が、ここ最近、雨の日が多く、小麦畑の溝には雨水が溜まり、
小麦の葉っぱも何だか黄色く、湿害の影響が心配されます。


今日は、日差しがあり貴重な晴れの一日となりましたが、
年末年始にかけて、冬型の天気予報がでております。
雨や雪の日が続く、寒~い北陸特有の冬期間⛄
頑張って乗り切ってほしいな!

大豆の病害虫防除

ブログの更新が大変に遅れておりまして。。。申し訳ありませんm(_ _)m

だた、ブログにアップしようと、カメラには大量の写真が残っております💦
写真を見て振り返りながら、
富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』の日常を綴ったブログを
追々更新していこうと思います。
お時間のある時に見て頂けたら、嬉しいです!!

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
爽やかな風が吹き、秋の気配が感じられるようになった9月🌾


コシヒカリの稲刈りスタートを目前にして、
大豆3回目の病防害虫防除を行いました。

大豆防除は、大豆畑の中を管理機を走らせ、
15m幅に伸びるアームに付いている噴口から
霧状になって出る農薬を散布して行います。


我が家では、大豆の病害虫基本防除は、合計3回行います。

  1回目 7月下旬 ・・・ 幼虫による葉巻きが目立ち始めたら
  2回目 8月中旬 ・・・ 豆さやが付き、米粒大の豆が入ったら
  3回目 9月上旬 ・・・ 収穫前の最終防除

その他近年、盛夏頃ハダニ類により葉っぱが黄色くなることが多く、
随時、害虫防除を行っています。


写真は、9月3日(晴天)の大豆品種「エンレイ」畑の様子です☆

大豆の茎には、さやがたくさん付いており、
さやを割ってみると、中には大きな豆が出来ていました!!
今、枝豆として食べると、美味しく食べられそうな感じになっています。


この後、緑色をした枝豆は、黄色の大豆へと登熟する頃、
10月上旬、大豆の収穫が始まります。

平成30年産小麦検査クリア

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』が、心を込めて大切に育てました。
平成30年産 富山県黒部産小麦品種 「ゆきちから」と「さとのそら」!!


6月中旬、無事小麦の刈取を終え、自宅施設で乾燥調製後、
様々な専門機関にお願いして、
小麦を流通する上で、必要な検査をしていただきました。


◎小麦の農産物検査
農産物検査は、地元黒部の農協さんで受検しました。
富山県黒部で栽培された 「富山県産 ゆきちから」
富山県黒部で栽培された 「富山県産 さとのそら」
の検査証明をいただきました。
 



◎小麦の安全性確認の検査
専門機関にお願いをして、DON検査、放射能検査を受検しました。
小麦の重大な病害である赤カビ病に関して、
病原菌が人畜に有害なカビ毒を産生することが問題になり、
DON検査は、安全・安心な小麦を流通する上で、
欠くことのできない検査となっているそうです。
デオキシニバレノール(DON)検査、放射能検査、共にクリア!
カビ毒、放射性物質、共に、不検出でした。



◎小麦の品質評価に関わる検査として、
たんぱく質、灰分、容積重、フォーリングナンバーを
基準値と比較していただきました。


こうやって、農産物を作り、数値化された結果をもらうことは、
お客様に安心・安全な農産物をお届けできること、
さらに、私達生産者も今年度の反省を踏まえ、
次年度へどうつなげていくかを考える、とても良いきっかけになっています。

小麦の製粉は、今まで同様、
北海道の 江別製粉㈱ さんにお願いをしております。
独自開発された製粉加工ラインで、
いつも良質の小麦粉に仕上げてもらっています。

 
【小麦品種「ゆきちから」】
 準強力粉程度のタンパク含有量を持つ製パン用小麦

【小麦品種「さとのそら」】
 薄力粉~中力粉程度のタンパク含有量を持つ製菓用小麦

富山県黒部産小麦「おらちの小麦粉」は、
自宅直売所での販売、または、
『米農家寺崎』のホームページから、ご注文頂けます。
http://www.kurobe-terasaki.com/

さらに、以下のお店でもお取り扱いいただいていますので、
是非、お近くのお店でお買い求め下さい。

〇道の駅「うなづき」  うなづき食菜館
〇そよかぜ農産物直売所 マックスバリュ黒部コラーレ前店
〇そよかぜ農産物直売所 富山掛尾店 

小麦の素朴な風味と甘みが感じられる国産小麦粉です。
是非一度「おらちの小麦粉」をお試し下さい。

2018年12月5日水曜日

黒部産小麦プロジェクト2019

富山県黒部の専業農家 米農家寺崎 『黒部産小麦プロジェクト2019』
今シーズンは、新たな品種小麦の栽培に挑戦します!!


今シーズン、栽培する小麦は以下の3品種☆

 ◎準強力粉程度のタンパク含有量を持つとされる小麦品種「ゆきちから」
  製パン用に適した小麦で、富山県内のパン屋さんに使って頂いています。

 ◎中力粉程度のタンパク含有量を持つとされる小麦品種「さとのそら」
  製菓・製麺用に適した小麦で、富山県内の洋菓子屋さんで使って頂いています。

 ◎そして、今年から新しく小麦品種「夏黄金」を栽培します!!
  東北・北陸地域向けのパン用小麦品種として新しくできた品種とのこと✨
  「ゆきちから」よりもパン生地の力が強く、
  製パン適性に優れている品種だそうで、とても楽しみにしています。

爽やかな秋風が吹く10月、
ドキドキ、ワクワクの『黒部産小麦プロジェクト2019』が、
今年も、いよいよ始動です(*^-^*)


稲刈りが終わったあとすぐに行ったのが、
美味しい小麦の基本となる大切な土づくりです。

田んぼに、有機質資材の発酵ケイフンと、
田んぼのph矯正のための苦土石灰など、
こだわりの4種類の土壌改良資材をしっかりと散布を行いました。


そして、トラクターで、田んぼを耕します。
稲株や、ワラなどと一緒に、
土づくりのために散布した資材も、土の中にしっかり混ぜ込んでいきます。
田んぼの額縁排水の為の溝切りも、大切です。


そして、いよいよ播種機スリップローダーシーダーの登場です。

小麦の種は、前もって消毒済みで、準備が出来ています。
トラクター後部に装着したスリップローダーシーダーで、
肥料を落とし、田んぼを耕し、小麦の種をまき、広い畝を作り、
排水の為の溝を作り、大きなローラーで畝の上を軽く鎮圧していきます。
最後に、雑草が生えるのを抑制してくれる除草剤を散布して、終了です。


播種は、種の深さ、種の量、肥料の量、鎮圧具合など、とても気を使います。

さらに、この一連の作業を出来るだけ田んぼが乾いている状態でできるように、
天気予想と毎日にらめっこでした。
昨年、小麦播種時期が遅れてしまい、小麦の発芽不良という苦い経験もあり、
今年は、何とか10月中旬までには、小麦播種を終えたいと必死でした💦

今後の小麦生育にとって、最初の芽立ちがとても重要になってきます。
1週間程で、小麦の芽が出てくるはず!!楽しみに待ちたいと思います(*^-^*)

送料無料キャンペーン終了のお知らせ

12月に入り、今年も残すところ、1カ月となりました。
我が家から見える北アルプスの山々には、白く雪が積もっています。


とは言え、昨日は、12月とは思えない暖かさ( ゚Д゚)
日中の最高気温が24℃超だったとか!
いつもの冬ジャンバーで仕事をしていたら、汗ダラダラ💦

そして今週末は、いよいよ、雪だるまマークの天気予報です⛄
寒暖差が大きく、体調管理には十分気を付けたいですね。


いつも、富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』を
ご愛顧頂き、誠にありがとうございます。

この度、運送会社からの送料値上げ要請があり、
お客様には 大変心苦しいお願いとなりますが、
これ以上のコスト吸収が困難となり、
全国送料無料キャンペーンを 終了させて頂くことになりました。

成30年産の新米シーズンより、
お買上げ金額に関わらず、通常通り送料を頂戴させて頂きます。

お客様のご負担が大きくなってしまい、誠に恐縮ではございますが、
何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。


 
◎ 送料一覧

〈北海道〉 北海道…1,150円
〈北東北〉 青森県、岩手県、秋田県…900円
〈南東北〉 宮城県、山形県、福島県…900円
〈関東〉   茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、
            神奈川県、山梨県…700円
〈信越〉      長野県、新潟県…700円
〈北陸〉      富山県、石川県、福井県…700円
〈中部〉      静岡県、愛知県、岐阜県、三重県…700円
〈近畿〉      京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県、大阪府、兵庫県…700円
〈中国〉      岡山県、広島県、山口県、鳥取県、島根県…900円
〈四国〉      香川県、徳島県、高知県、愛媛県…900円
〈九州〉      福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県…1000円
〈沖縄〉      沖縄県…1,350円

私共といたしましては、これを機にさらなる品質の向上、
食味アップした美味しいお米、小麦粉、加工品など、
お客様にお届けできるように努力していく所存でございます。
 

何卒、ご理解賜りますとともに、
今後とも変わらぬご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。

2018年11月19日月曜日

泥んこコンバイン

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
今シーズンは例年より早く9月6日から稲刈りスタートしたものの、
全ての田んぼの刈取が終わったのが、10月2日。。。

ここ数年来10月にまで稲刈りが突入することは無かったので、
今季は、長丁場の稲刈りシーズンとなりました。

 
例年、稲刈り中、天候が安定し晴れの日が続くことが多いのですが、
今シーズンは、晴れの日が続かず(>_<)
 
この日も、今にも雨が降りそうな曇天。
稲穂が乾くのを待って、雨が降るまでの間となりましたが、、
晴れ間を見て、稲刈りを進めました。


農業は、自然相手のお仕事なので、
「こんな年もあるさ!」と分かってはいるものの、
今シーズンは、まさに百姓泣かせの年だったように思います。。。

夏の連日猛暑💦、
稲の収穫目前にしての大型台風の到来💦
そして、大雨💦


雨が降れば、田んぼが乾かない、
ぬかるむ田んぼでの稲刈りは、作業効率が悪く、
愛車コンバインも、唸り声を上げていました。
泥まみれのコンバインですが、よく頑張ってくれたと思います。

本当に、お疲れ様でした!!

2018年11月17日土曜日

稲刈りスタート

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
大切に育てたお米が実りの季節を迎え、
今シーズンは、9月9日から稲刈りが始まりました。

今年、我が家は、3品種のお米を作付しました。
 ◆主力品種「コシヒカリ」
 ◆富山県新品種「富富富」
 ◆晩生品種「てんこもり」

黄金色をした富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」🌾
今年も、無事収穫期を迎えることが出来たことを本当に嬉しく思います。


今まで大切に育ててきたお米を収穫できる喜びを噛みしめ、
コンバインを走らせています。
コンバインの刈刃を小刻み動かしながら、
稲一株一株を、丁寧に、かつ迅速に刈取っていきます。


コンバインのお腹の中で、籾だけに選別され、
コンバインのお腹がいっぱいになったら、トラックに一気に排出!
籾は、自宅乾燥施設に運び、じっくり乾燥していきます。


雄大な北アルプスの眺めは、本当に素晴らしい!!
秋晴れの空の下の稲刈りは、気持ちまでも清々しくなります(^^♪
今シーズンも、安全第一で乗り切りましょう。

2018年9月11日火曜日

H30年産 新米のご案内

富山県黒部の専業農家『米農家寺崎』
平成30年産 富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」 販売価格のお知らせ

◎ ホームページにて、新米の予約販売、注文受付中!!
  新米のお届け時期は、9月下旬頃を見込んでおります。

◎ 一年中、毎日美味しいお米が食べられる年間予約注文も承っております。
  通常販売価格よりも、お得な割引価格にて、ご購入頂けます。


 
「名水の里」と呼ばれる黒部の澄んだ空気、豊富な水、自然豊かな土地で
心を込めて育て、一粒一粒大切に収穫したお米を農家から直送します!

お米の種をまくところから、田植え、生育の管理、稲刈り、乾燥調製、
低温貯蔵庫での玄米の保管管理、お客様の手元に届くまで、
一貫して責任を持って作られた、ツヤと粘りのある自慢のお米です!

お客様のご注文をいただいてから精米をし、
いつでも新鮮なお米をお届けすることをお約束します!



◎ 平成30年産 富山県黒部の専業農家『米農家寺崎』が育てた
   富山県黒部産コシヒカリ 「おらちの米」
   販売価格については、以下のようになっております。
 
【富山県黒部産コシヒカリ おらちの米 玄米】  
 5kg  ¥  2,000(税込)
10kg  ¥  3,700(税込)
30kg  ¥ 10,500(税込)

【富山県黒部産コシヒカリ おらちの米 白米】  
 5kg  ¥  2,300(税込)
10kg  ¥  4,200(税込)

   ◆お米代金の他に、

   送料 (地域により異なりますので、詳細はホームページにてご確認下さい)
   お支払い方法を商品代金引換を選択されたお客様は、商品代引手数料が、
   必要となります。

   ◆配送業者は、佐川急便です。

    富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」5kg、10kg、30kgの全サイズ、
    段ボール箱に入れての発送となります。
 

土作りにこだわり、栽培方法を工夫し、
より美味しいお米ができるように、
収穫の日まで真摯にお米作りに取り組んできました。

そして、これからもさらなる品質の向上、食味アップした美味しいお米を
お客様にお届けできるように努めて参りますので、
何卒、ご理解を賜わりますようお願い申し上げます。


富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」は、
『米農家寺崎』のホームページから、ご注文頂けます。
http://www.kurobe-terasaki.com/

その他ご不明な点等ございましたら、
下記アドレスまで、お気軽にお問い合わせ下さい。
info@kurobe-terasaki.com

皆様のご注文、心よりお待ちしております。

2018年8月12日日曜日

稲の病害虫防除

今年の夏は、例年より梅雨明けが早く、
梅雨明け以降、高温少雨状態が続き、
今後も暑い日が続くと予想されております。

この連日の猛暑の影響で、富山県内の主力品種「コシヒカリ」の生育は、
平年より3日から4日程度早まっているそうです。

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
我が家の主力品種「コシヒカリ」は、8月半ばに入り、
穂が垂れるようになり、徐々に黄色く色付くようになってきました。

穂が出てから20日間は田んぼの水深を3センチ程度に保ち、
できるだけ水温が低下するよう、水管理に追われる毎日が続いております。


さらに、8月初旬から出穂状況を確認しながら、
カメムシによる斑点米防止や稲の病害虫予防ため、
適期に防除を行いました。

防除は、ラジコン動噴を使って行います。
ホースの送り出し、巻き取りは、リモコンで遠隔操作が出来ます。
機械の力を借り、大きな田んぼで100メートル程ホースを担いで引っ張ります。
田んぼの端っこまでホースを伸ばしたら、
田んぼの畦から、勢いよく出る殺虫殺菌剤を散布します。
さらに、反対側の畦に移動し、
再びホースを送り出し、殺虫殺菌剤を散布して
一枚の田んぼの防除作業が終わります。


お米の収穫時期は、例年より早くなると見込まれているので、
秋、収穫準備も計画的に進めていきたいと思います。

大豆の芽がムクッと

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
今シーズンは、6月2日から、大豆の種まきが始まりました。
大豆畑が乾いているタイミングで播種ができたおかげで、
大豆の種をまいてから、4日程で芽が出ました(^.^)


大豆の種から芽が出て、土の中から顔を出す時、土がムクっと盛り上がるんです。
作物のパワーには、いつも感心させられます。

大豆の種は、きちんと、まけていただろうか・・・
種の深さは、大丈夫だっただろうか・・・
播種直後に、大雨が降ったりしないだろうか・・・

毎年のことながら、大豆の種をまいて、芽が出るまではドキドキしています。
とりあえず、芽が出てきてくれ、ホッと一安心です。


そして、大豆の種まきから2週間ほど経過した頃の大豆畑の様子です!
大豆畑が青々と、キレイに列になって並び、
まだ幼い豆ですが、勢いを感じる頃です。

この先は、大豆と、雑草との戦いが始まります。
草に負けないように、大豆、大きく育ってくれることを願っています。