2019年10月23日水曜日

大麦の種まき

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
今シーズンは、大麦品種「ファイバースノウ」を栽培します!!


稲刈りが終わったあと、
作物を育てる上で基本となる大切な土づくりのため、
土壌改良資材を散布しました。


そして、トラクターで、田んぼを耕します。
稲刈り後も、ほとんど雨が降らず、田んぼが乾いている状態で、
大麦播種まで終えたいと、必死でした💦


耕起では、稲株や、ワラなどと一緒に、
土づくりのために散布した資材も、土の中にしっかり混ぜ込んでいきます。
田んぼの額縁排水の為の溝切りも、大切です。


大麦播種は、スリップローダーシーダーが取り付けられたトラクターで行います。

大麦の種は、前もって消毒済みで、準備が出来ています。
トラクター後部に装着したスリップローダーシーダーで、
肥料を落とし、田んぼを耕し、大麦の種をまき、広い畝を作り、
排水の為の溝を作り、大きなローラーで畝の上を軽く鎮圧していきます。
最後に、雑草が生えるのを抑制してくれる除草剤を散布して、終了です。

播種は、種の深さ、種の量、肥料の量、鎮圧具合など、とても気を使います。


「麦づくりは排水第一」と言われるように、
大麦の種播きが、田んぼが乾いている、とてもいい状態の時に出来たので、
大麦の芽立ちも期待できると楽しみです。

秋晴れの気持ちのいい日、
無事、大麦播種を終えることが出来て、ホッとしております(*^-^*)

2019年10月19日土曜日

1トンフレコン出荷

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
今日は、冷たい雨が降る一日となりました。
日暮れも早くなり、日に日に秋が深まっています。
気温の変化もあって、体調管理が難しい季節となりましたが、
風邪など召されないよう、気を付けてお過ごし下さい。


今年9月6日からスタートした稲刈りは、
天候に恵まれ、とても順調に作業を進めることができま出来ました。
例年であれば、湿田のため作業効率が悪くなってしまう田んぼでも、
今シーズンは、コンバインが沈むことがなく、スムーズに動くことが出来ました。


乾燥機も毎日、フル稼働!!
今年も無事故で、無事稲刈りを終えることが出来たことに、感謝しております。


先日は、乾燥調製後、出来上がった玄米を、
30kg紙袋に梱包する様子をお伝えしたのですが、
今回は、玄米を1トンフレコンへ梱包する様子です。

稲刈り後、田んぼから運ばれた籾は、
じっくりと乾燥機で乾燥し、水分14.5%~15.0%、
決められた水分の籾に仕上げます。
その後、籾摺りで玄米にし、調製作業で玄米チェックをして、
ピカピカの玄米に仕上げていきます。


フレコン袋をセットして、ボタンを押すとザーっと玄米が勢いよく出ます。
台はかりに乗せて計量をするのですが、
定量になったら、出入り口の蓋が締まり、ピタッとストップ!
1トンフレコンの完成です✨

 
1トンフレコンは、全量、農協さんに出荷をします。
富山県黒部産コシヒカリは、農協さんを通じて、
全国で販売されることになります。

2019年10月17日木曜日

お米の乾燥調製

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』が大切に心を込めて育てた
富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」✨
一時保管のため自宅納屋には、お米が山積みになっています!!


コンバインで刈取った稲は、コンバイン内部で籾だけの状態にし、
トラックで自宅乾燥施設に運び入れます。
籾をピットにザーっと入れると、
ベルトコンベアや昇降機などを経由して、籾は乾燥機に送られます。


籾の乾燥は、遠赤外線型乾燥機で、じっくりと行います。
籾が、乾燥機内を循環する時に、
全ての籾に遠赤外線を照射し、籾の隅々まで熱を伝えることで、
美味しいお米品質に仕上げることが出来るそうです。
夜通し乾燥をし、玄米で水分14.5%~15.0%に仕上げます。

玄米の水分が高いとお米の保管に向かず、
また、水分が低くすぎても、割れ米となり食感の良い美味しいお米にはなりません。

乾燥が仕上がったら、次はピカピカの玄米に仕上げていく調整作業です。

籾摺り機で、籾ガラを剥いて玄米の状態にします。
ライスグレーダーで、小さい粒のものをふるい落とし、
石抜きで、石などの重たい異物を取り除きます。
さらに、色彩選別機で虫食い米や青米、異物、芯白粒など、
カメラで見て判別し、吹き飛ばします。

玄米は、これら厳しいチェックを受け、品質の良いお米だけに選別されます。


そして、ようやく仕上がったピカピカ玄米✨
計量機で玄米30kgを計量し、米袋をキュッと縛り、
一袋一袋丁寧に心を込めて、梱包を行います。


初めて購入してくださるお客様、リピート購入してくださるお客様には、
我が家のお米をお買上げ頂き、本当に嬉しく思っております。


令和1年産富山県黒部産コシヒカリ』は、
『米農家寺崎』のホームページから、ご注文頂けます。
http://www.kurobe-terasaki.com/

その他ご不明な点等ございましたら、
下記アドレスまで、お気軽にお問い合わせ下さい。
info@kurobe-terasaki.com

皆様のご注文、心よりお待ちしております。

2019年10月14日月曜日

新品種「富富富」の収穫

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
富山県がブランド米として育成した、新品種「富富富」収穫の様子です。


我が家の主力品種「コシヒカリ」と同様に、
種まき、田植え、生育管理、収穫、乾燥調製まで、
我が家で一貫して、大切に育てた「富富富」✨


「コシヒカリ」より、少し遅れて「富富富」が登熟期を迎え、
爽やかな秋晴れの日、無事収穫を終えることが出来ました。


コンバインは、メーカーさんからお借りした実演機です。
ピカピカ✨新車コンバインは、
やはり動きに余裕があり、安定感がいいですね(*^-^*)


残念ながら、我が家では、「富富富」は販売することが出来ないため、
新米「富富富」は、農協さんに出荷をしました。

富山県内スーパー店頭には、「富富富」が並んでおり、
全国の「富富富」取扱販売店でも、お買い求めが出来るようです。
機会があれば、是非、新品種「富富富」をお試し下さい!!

2019年10月13日日曜日

稲刈り~コシヒカリ!

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
大切に育てたお米が実りの季節を迎え、
今シーズンは、9月6日から稲刈りが始まりました。

 
お米の種をまき、苗を育て、田植えを行い、生育管理まで、
全て一貫して栽培し、我が家で育てたお米です。
黄金色をした富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」🌾
今年も、無事収穫の日を迎えることが出来たことを、本当に嬉しく思います。
 

たわわに実った稲穂を収穫できる喜びを噛みしめ、
コンバインを走らせています。
コンバインの刈刃を小刻み動かしながら、
稲を一株一株、丁寧に、かつ迅速に刈取っていきます。


刈り取った稲は、コンバインのお腹の中で、籾だけに選別され、
コンバインのお腹がいっぱいになったら、トラックに一気に排出!
籾は、自宅乾燥施設に運び、じっくり乾燥していきます。


秋晴れの気持ちのいい日🎶 
コンバインも、快調に稲刈り進行中!!
澄み渡る秋晴れの下の稲刈りは、とても清々しいです(*^-^*)

2019年10月2日水曜日

R1年産 新米のご案内

富山県黒部の専業農家『米農家寺崎』
令和1年産 富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」 販売価格のお知らせ

 「名水の里」と呼ばれる黒部の澄んだ空気、豊富な水、自然豊かな土地で
心を込めて育て、一粒一粒大切に収穫したお米を農家から直送します!!

お米の種をまくところから、田植え、生育の管理、稲刈り、乾燥調製、
低温貯蔵庫での玄米の保管管理、お客様の手元に届くまで、
一貫して責任を持って作られた、ツヤと粘りのある自慢のお米です。

お客様のご注文をいただいてから精米をし、
いつでも新鮮なお米をお届けすることをお約束します。



令和1年産 富山県黒部の専業農家『米農家寺崎』が育てた
富山県黒部産コシヒカリ 「おらちの米」
販売価格については、以下のようになっております。
 
【富山県黒部産コシヒカリ おらちの米 玄米】  
 5kg  ¥  2,100(税込)
10kg  ¥  3,800(税込)
30kg  ¥ 10,800(税込)

【富山県黒部産コシヒカリ おらちの米 白米】  
 5kg  ¥  2,400(税込)
10kg  ¥  4,300(税込)


  ◆お米代金の他に、
  送料 (地域により異なりますので、詳細はホームページをご確認下さい)、
  また、お支払い方法を商品代金引換を選択されたお客様は、
  商品代引手数料が、必要となります。

  ◆配送業者は、佐川急便です。
  富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」は、段ボール箱に入れての発送となります。


生産資材価格の上昇、配送業者料金の料金改定に伴い、
令和1年産米より、販売価格、送料を見直しをさせて頂くこととなりました。
 お客様のご負担が大きくなってしまいますことを心よりお詫び申し上げます。

土作りにこだわり、栽培方法を工夫し、より美味しいお米ができるように、
収穫の日まで真摯にお米作りに取り組んできました。
そして、これからもさらなる品質の向上、食味アップした美味しいお米を
お客様にお届けできるように努めて参ります。

何卒、料金値上げに関してご理解をいただき、
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。


富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」は、
『米農家寺崎』のホームページから、ご注文頂けます。
http://www.kurobe-terasaki.com/

その他ご不明な点等ございましたら、
下記アドレスまで、お気軽にお問い合わせ下さい。
info@kurobe-terasaki.com

皆様のご注文、心よりお待ちしております。

2019年8月28日水曜日

新富山米「富富富」

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
8月も最終週となりましたが、雨続きの毎日。。。
この先も、しばらく雨マークが並ぶ天気予想です。

全国的に、秋雨前線の影響で、記録的な大雨となっているようです。
土砂災害、川の氾濫など、身の安全には十分に気を付けて、お過ごし下さい。


8月出穂の頃から、
稲に紛れて生えている雑草が、目立つようになってきました。。。
これまでも、除草剤を散布するなど、草には注意を払ってきましたが、
今では、稲の草丈までに育っています。。。


これからの雑草対策は、
田んぼの中に入り、草が生えている所まで水田を歩いて渡り、
カマを使い、地道に草を取り除くしか方法はありません。。。


収穫時、稲と一緒に雑草もコンバインで刈り取ってしまうと、
お米の中に、雑草の種など異物の混入を招いてしまう可能性があります。

我が家では、乾燥調製の過程で色彩選別機を導入しているので、
お米以外の異物が入ることはほとんどないとは思いますが、
出来るだけリスクを避けたいところです。

また、雑草の種が落ちてしまうと、
翌年にもその場所から雑草が生えてきてしまうということ、
稲の中に、雑草があると見た目が良くないということ、等の理由から、
我が家では出来るだけ雑草のない田んぼになるよう努力をしています。


上の写真は、
平成30年秋にデビューした新富山米品種「富富富」。


籾の重さで垂れ下がるようになった穂が、黄色く色付くようになってきました。
もうすぐ、収穫の秋を迎えます🎶

2019年8月27日火曜日

大豆の病害虫防除

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、8月下旬の大豆畑の様子です。 
日毎に、吹く風から季節が秋に近づいているのを感じます(*^-^*)
 
 
今年の大豆栽培は、
播種時、圃場が乾いたタイミングで種まきを行うことができ、
一安心と思っていたのですが。。。
 
大豆の芽が出るまでの数日間、雨続きの日が多かったため、
芽立ちが思うように揃わず、とても気がかりでした。。。
 
やむなく、再播種した大豆畑や、芽が出ていない所に手直しで種をまいたり、
お天気に悩まされた、大豆播種となりました。。。
 
というのも、大豆栽培において、播種作業がとても重要で、
最初の芽立ち次第で、雑草管理や収穫量に大きく影響してくるからです。
 
 
しかし、心配とは裏腹に、
その後、夏頃からは、一気に大豆の背丈が大きくなり、葉っぱも増えて、
例年並みに、大豆は順調に生育しております!!
 
写真は、シュウレイ大豆ですが、
大豆のサヤが付き、サヤの中には小さな豆が出来ています。
 
 
8月に入ってからは、大豆の病害虫防除を行っております。
 
大豆防除は、大豆畑の中を管理機を走らせ、
15m幅に伸びるアームに付いている噴口から
霧状になって出る農薬を散布して行います。


大豆の背丈は、随分と大きくなっており、
強風や大雨の日があったりで、大豆の倒伏を心配していましたが、
今のところ、何とか持ち堪えている感じです。
 
この後、豆が枝豆として食べられる大きさになった頃、
三回目の大豆防除を行いたいと思います。

2019年8月25日日曜日

大豆の種をまきました

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
我が家では、稲の転作作物として、大豆も栽培しています。

大豆の圃場が乾き、しばらく晴天が続く天気予報だったので、
今シーズンは、6月3日大豆播種のスタートとなりました。
昨シーズン同様、今シーズンも、
エンレイ大豆、シュウレイ大豆、2品種の大豆の種をまきました。


作物を育てる上で、基本となる土づくりのため、
大豆を育てる畑には、発酵鶏糞、苦土石灰の散布を行い、
大豆圃場の準備を行いました。


大豆播種当日、トラクターでの前耕起からスタートです。

トタクターで草を土の中に埋め込みながら、
土を柔らかく、細かく砕き、播種がし易いように圃場を耕します。
さらに、排水をとるための額縁を取るのも、とても重要です。


大豆の播種は、トラクター後部に、
大豆播種機スリップローダーシーダーを取り付けて行います。

大豆播種機スリップローダーシーダーは、
土を耕し、肥料を落とし、大豆の種をまき、
トラクターの幅いっぱいある広い畝を作り、
一連の播種作業工程を行うことが出来る優れものです。


最後に、草の発芽を抑える効果がある、土壌処理剤を散布して、
大豆播種完了となります。

トラクター前方に取り付けた黄色いタンクの中には、
希釈した土壌処理剤が入っており、
電動ポンプで後部に送り、土壌処理剤を播種後、
畝全体に散布できる仕組みになっています。


大豆は、湿り気を嫌う作物なので、
この一連の作業を圃場の乾いた状態で行うのが大切です。

大豆播種後1週間程で、大豆の芽が出てくる予定です(*^-^*)


この微妙な肥料や種の量によって、大豆の収穫量、倒伏などに
影響を及ぼすので、毎年試行錯誤しているところです。

2019年8月23日金曜日

お米の花が咲く

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」は、順調に生育しています。

 
今年の夏も気温が高い日が多く、
お米の生育も例年よりも少し早まっているようです。
我が家の主力品種「コシヒカリ」は、
8月2日頃を中心に出穂期を迎えました。

稲穂をよーく見てみると、稲の花も見ることが出来ます!!
小さな白い稲の花、今の時期にしか見ることの出来ないのですよ(*^-^*)

写真にはないのですが、
出穂期に、カメムシによる斑点米防止や、稲の病害虫予防のため、
出穂状況を確認しながら、防除を行いました。

出穂後からは、ますます田んぼの水管理が需要になってきます。
稲の活力維持と、お米の品質向上のため、
田んぼの田面が露出することがないように、水管理をしてやらなければいけません。


そして、上の写真は、8月15日の稲の様子です。
我が家の主力品種「コシヒカリ」は、8月中旬に入り、
穂が出揃い、徐々に黄色く色付いてきました。

北アルプスからの雪解け水が豊富に流れる、ここ黒部。
我が家の富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」は、
黒部の大自然に育まれています。

梅雨明け

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
7月中旬頃の稲、我が家の主力品種「コシヒカリ」の様子です。
 
稲は、背丈がグッと伸び、葉っぱが広がり、
お日様の光を気持ちよさそうに浴びています。
富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」は、
順調に生育中です(*^-^*)
 
 
今年の北陸地方の梅雨明けは、7月24日でした。
 
今年の梅雨は、不安定な天気の日が多く、一旦雨が降れば、豪雨。。。
田んぼを「中干し」をするため、
今の段階で、しっかりと田んぼも乾かしたかったのですが。。。
特に、軟らかい湿田では、
稲刈り時にコンバインが沈まない程度まで、「中干し」出来たのか。。。
若干、不安が残ります。。。
 
 
梅雨明けしたその日からは、夏の強い日射しが照りつけ、
ジリジリと、夏本番の暑さになりました☀
 
我が家の居間の窓際には、
日除けのための朝顔がキレイに咲いています(*^-^*)
 
連日、猛烈な暑さが続きますので、
熱中症には、十分気を付けてお過ごし下さい。

水田乗用溝切機

ご無沙汰しております。

8月下旬となり、猛烈な夏の暑さは、少しはおさまったような、
今日も、日中は30℃超の蒸し暑い一日となりましたが、
朝晩は、幾分過ごしやすくなった気がします。

季節は、確実に秋に向かっていますね。

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
9月上旬スタートの稲刈りに向けて、日々農作業に追われる毎日です。
富山県黒部産コシヒカリ「おらちの米」は、順調に生育中です。

そして、農作業風景をお伝えするブログの更新が遅れておりまして。。。
大変、申し訳ありませんm(_ _)m
富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』の日常を綴ったブログを
追々更新していこうと思います。
また、お時間のある時に見て頂けたら、嬉しいです!!

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
5月半ばの田植えから、1カ月程経過した田んぼの稲の様子です。


田植えを行ったその日から、田んぼの水管理がスタート!
毎日、軽トラックを走らせ、稲の生育段階を見ながら、水見に田んぼを回りました。

そして田植えから1カ月程過ぎ、稲体がしっかりしてきた頃、
稲の生育状況を見て、田んぼの「中干し」を行いました。

「中干し」とは、
田んぼの水を落水させ、田面がヒビ割れするまで干すこと!
その理由として、以下の通りです。

 ・過剰な分げつの発生を抑えるため。
 ・土の中の有害ガスを除去し、稲の根張りをよくするため。
 ・収穫時のコンバイン作業をスムーズに行えるようにするため。


「中干し」を効率的に行うため、
水田乗用溝切機を使って、田んぼの溝掘りを行います。

軽く田干しをした田んぼに、田んぼが若干潤う程度の水があると、
田んぼの中でも、水田乗用溝掘機は、スムーズに進むことが出来るそうです。

 
しっかりとした、溝を付けることが出来ました。
最後に、手直しとして、
排水のための水尻に溝を連結し、溝掘り終了です!

「中干し」では、田面に亀裂が入る程度まで、田んぼを乾かしてやります。

2019年7月11日木曜日

アスパラガスの定植

富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
4月12日~3日間程かけて、アスパラガスの定植を行いました。


3月末、アスパラガス苗を植える畑では、
田んぼを耕し、肥料や土壌改良資材を散布し、
アスパラガス定植に向けた準備を行いました。


そして、トラクターに取り付けた、「畝立て成型マルチャー」で、
田んぼを耕し、畝を作り、マルチで畝を覆います。


出来るだけ圃場が乾いた時に作業が出来れば良いのですが、
春時期は、まだ気温が低く、思うように田んぼは、乾きません。。。
それでも、晴れが続いたタイミングで、アスパラガス畝の準備を行いました。


アスパラガス定植日は、4月12日。
日射しがあるものの、まだ風が冷たく感じる日でした。

マルチに穴を空け、
アスパラガスの苗を一つずつ丁寧に植えます。


風が吹くとゆらゆらと揺れる、アスパラガス苗☆

この先、生育管理をしっかりと行い、
大きなアスパラガスの根株を育てていきたいです(*^-^*)