2017年5月1日月曜日

気を引き締めて!お米の種まき

春の一大イベントの一つ、お米の種まき。
田植え時に、いい頃合いの苗を使えるようにと、種まきの日程をずらし、
今シーズンは、合計3回に分けて播種を行いました。

そして、ここ数年夏場の気温が高く、稲の高温登熟を回避するため、
例年よりも田植えの日を遅らせる計画で進めています。
それに伴い、播種も例年より1週間程遅れてのスタートとなりました。


種まきは、播種機が全てやってくれるのですが、
機械をスムーズに動かしてやるために、やはり人手がとても重要です。
同じ作業の連続で、足腰が辛くなりますが、
いつも、ご近所の方々にお手伝いを頂き、ありがとうございます!!


最初に、空っぽの苗箱を入れると、定量の床土がザーッと入れられ、
水をかけ、土がいい感じに潤います。
作物を育てる時に、水は欠かせないですからね。 
その重要な水ですが、今年、水を吸い上げるポンプがうまく機能しなく、
失敗してしまうことがありました。
ポンプの消耗が原因のようですが、次年度への課題です。


次に待っているのは、種籾です
4月中旬頃から、お米の種は、温湯消毒、浸種、催芽の過程を経て、
種まきができる状態に準備してきました。
苗箱に、まんべんなくキレイに、種がまかれていきます。
一枚の苗箱にどのくらい種を入れるか・・・
種の量の調整には、とても気を使います。


最後に、覆土をかけて、播種終了となります。

完成した苗箱は、すぐにビニールハウスに搬出して、育苗するもの。
加温機に入れ、出芽したのちにビニールハウスに搬出するもの。
2パターンで芽の出るタイミングをずらし、苗を育てます。


今年の種まきは、ポンプのトラブルがあり、
どう対処していくかバタバタとしてしまうことがありましたが、
何とか無事、予定枚数の苗箱に種をまくことができました。

播種を終わりホッとする間もなく、ハウスでの育苗管理がスタートしています。
田植えの日まで、大切に苗を育てていきたいと思います(*^-^*)

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