2017年4月15日土曜日

湯芽工房で温湯消毒

全国各地で、桜満開の便りが届くようになり、春らしい季節になりました。
ここ富山県黒部の平野部では、今が桜満開\(^o^)/
でも、今日一日風が強く吹いていたから、花びら散っちゃったかな。。。


さて、富山県黒部の専業農家『米農家寺﨑』、
5月中旬に行われる田植えに向けて、お米の苗作りがスタートしました。
こちら、お米の種となる種子、
我が家の主力品種である、「コシヒカリ」の種籾です。


今シーズン我が家では、
2品種のお米の作付を予定しています。
青ネットには、「コシヒカリ」の種籾、
黄色ネットには、晩生品種である「てんこもり」という品種の種籾を入れ、
間違うことのないように区別しています。


種籾は、病害予防のため、種子消毒をしてやらなければいけません。
出来るだけ農薬の使用を減らす為、温湯消毒という方法で種子消毒を行います。

温湯消毒をするための機械が、こちらの『湯芽工房』。
『湯芽工房』は、設定した湯温を一定に保ち、
さらに時間計測し、時間がくれば、音とランプで知らせてくれ、
種籾の温湯消毒には欠かせません。

 
乾籾を60℃の湯温で、10分間!!
この「処理温度」と「処理時間」が、とても重要で、
怠ると、病害の発生防止効果と発芽率に影響してしまうそうなので、
キッチリ、確実に行います。


10分間の温湯処理後は、直ちに冷水、流水で冷ましてやります。
60℃の湯温は結構熱く、中にあつい熱がこもっているので、
ザブザブと、お洗濯するかのようにして、種籾を充分に冷ましてやります。


いよいよ来週半ば、1回目のお米の種まきを予定しています。
今年も、ご近所のお父さん方に種まきのお手伝いに来て頂きます。
種まきは、段取りがとても重要になってくるので、
しっかり準備をして整えていきたいと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿